見出し画像

グラディウスⅤ ビックバイパー ゲーム「グラディウスⅤ」版

グラディウス5版のビックバイパーを作りました。

以下、キット仕様

■商品名
アトリエ彩 グラディウスⅤ ビックバイパー ゲーム「グラディウスⅤ」版 1/100スケール組み立て式プラモデル
■メーカー
アトリエ彩
■価格
4,714円 (税込) ※絶版
■仕様
1/100スケール ディスプレイ用の専用スタンド付属


箱と中身

PS2のゲーム、グラディウス5の自機ビックバイパーのプラモデルキット。
グラディウスはアーケードで1~4、家庭用(PS2)で5があり、アトリエ彩からは1~5すべてのバージョンのビックバイパーがキット化されてました。なお、アトリエ彩は2013年に倒産していて現状すべて絶版状態・・・。
グラディウス1,2,3,4は過去に制作済みで、これでコンプリートです。

4版の制作記事

2版の制作記事

ヤフオクにて7,500円で2年前に購入していました。

https://x.com/sakusan393/status/1537431833763532801

現行品としてはPLUMからグラディウス2,4,5版のビックバイパーが発売されています。こちらは、1/144相当なのでアトリエ彩版より一回り小ぶりですね。私は4版を購入しましたが、まだクローゼットに積んでいます。。


前置き長くなりましたが、制作です。
GWに友人と我が家でプラモ会するのが恒例になってるので、その機会に作りました。

アラフォーあらため、アラフィフプラモ会

1~4版制作済みということで、このキットの大変さは理解しているので、パーツがぴったり合わないのは当たり前、ダボ切らないとハマらないとか、初めから想定して組むことで、心が穏やかなまま作れます。

ここまでは割とすんなり組めました

さて、ビックバイパーの特徴的な前翼を組み立ててると、「あれ、この部品はどこだ。。」と。ランナーを確認すると、2つの部品が付いてない。。。
ヤフオクで購入したものでしたが、各ランナーはそれぞれ袋に入った状態だったので未開封状態だと思います。まさか、この部品だけ取って、再度袋に入れなおすなんてことはしないだろうと思うので、そもそもの製造時のミスではなかろうかと思うのですが、絶版商品かつ、メーカーも倒産済みなので、もはやどうしようないですね。。

番号のところに部品がついてない。。。

まぁないものは仕方ないので、何かのパーツを代用して作ろうかと思います。幸いこのキットは、他バージョンのビックバイパーとランナー共通なので、組み立てに使用しないパーツが結構あります。
グラディウス2か4版で使用すると思われるパーツを使って埋めてみます。

足りない蓋を余剰パーツを加工して作ります

単純にプラバンで埋めるよりかは、ディテールが付いてるので、まぁ誤魔化せてるかと思います。
何年もプラモデル作ってると、パーツ破壊したりもすることがよくあるので、ないなら作ればいいんじゃないと思えるくらいにはなれましたね。(まぁ、面倒なわけですが。。)

隙間は塗装したら目立たなくなるであろう、と

仮組です。塗装しやすいように、接着していいところ以外は分解できるようにしてあります。ほぼ同じ機体を何機も作ってるので慣れたものです。

仮組み
スプレー塗装するために分解

このキット、わりと光が透けやすいので、下地塗りが必要です。いつもは白サフを吹いてたんですが、隠蔽力が弱い気がしたので、今回はグレイサフを吹いてみました。白サフよりも透けが抑えられたような気がします。

左がサフ前、右がサフ後
透けやすい垂直尾翼も締まった感じ

ボディーはいつも通り、ガンダムカラーのMSホワイトで塗りました。もともと青みの入った白ですが、下地のグレイサフが残ってるせいか、より暗めの白になった感じですが、これはこれで良いでしょう。

このあと、何回かMSホワイト重ねました

刺し色の青はMSライトブルーでいいかなと思って吹いてみたのですが、思いの外、明るい色になってしまったので、これはちょっと違うな、と思い直して、キャラクターブルーにしてみました。ほんとうはもっと紫味が欲しかったのですが、調色できない缶スプレーでは、もうこれでいいかな、と。

下がライトブルー、上がキャラクターブルー

白以外は、いつもは筆で塗ってましたが、今回は全部スプレーで塗るためにマスキングしていきます。


割とうまくいったと思いきや、、裏面で失敗していました。。

表面は成功
マスキングに隙間があったようです。。。

全部やり直すのも大変なので、上からスプレーで重ねることにしました。よくみると色ムラありますが、裏面なので、まぁこれで良しとします。

こんどはしっかりマスキング
重ねた境目がっつりわかりますけど裏面なので!

欠損していたパーツも塗装して組付けています。ないよりはいいですね。

左がパーツなし、右がパーツあり

基本塗装が終わったので、組み付けて確認してみます。
綺麗に塗れたと思います。

アニメっぽい感じ、かな。。

いつもは付属のシールは使わずに塗装していましたが、今回は一部シールを使ってみました。
兵装の赤いラインが細すぎて筆で描ける気がしなかったのと、キャノピーの縁もいつも筆でガタガタになっていたので、シールを使うことでパキっとできました。

ツヤはつや消しスプレーを吹けばきっと。。。

キャノピーの縁部分をつや消ししたいので、マスキングしてからつや消しスプレーを吹きます。ただマスキングしながら、シール張る前につや消しスプレー吹いておけばよかったことに気づきましたが。。

マスキングめんどう。。

基本塗装がおわったので墨入れです。ディテール感がでて良い感じです。

情報量増えてアニメ感が減った、かな
つや消し前

全体につや消しスプレーを吹いたら完成です。


と、完成したのですが、キャノピーのオレンジべったりして透け感ないのが、すごく気になったので、やり直すことにしました。。

筆じゃ無理、、スプレーを買ってきました。。

まずはべっとり塗られたクリアオレンジをラッカー系の薄め液(Mrカラー)で落としました。ちょっと曇ってしまったので、10000番のやすりで磨きました。

縁のシールが剥げてしまいましたが
磨いて透明度を取り戻す

スプレーでクリアオレンジを2回吹いて、色味の確認をしようと乗せてみたところで、機首に覚えのない汚れが残ってることに気づく。。

え、なにこれ。。

よくよく考えると、シンナーで色を落としたタイミングでも、仮組み確認していました。その際に、縁のシールで補えなかった部分をマジックペンで黒くぬってたので、そこがシンナーで溶けたのが流れてしまったのではないか、と思えました。
クリアオレンジはがしてるときに、指になぜか黒の汚れついてましたが、たぶんこれもマジックの黒が溶けたものですかね。。

この時に気づいていれば。。

目立つ場所なので、白を重ね塗りをすると境目が目立ちそうなので、10000番のやすりでこそぎ落としてみました。完全には消えてませんが、これ以上いじっても汚くなりそうなので、これで良しとします。

白が剥げなくてよかった。。

キャノピーの縁にかんしては、シールは剥がしてしまったので、しっかりマスキングした状態でMSグレイ(ジオン系)を吹きました。その後、つや消しスプレーも吹いてます。磨きが足りなくて、縁の際付近にちょっと曇りが残っていたりしますが、まぁこんなものでしょう。

マスキングは面倒。。
つや消しまで完了
クリアで見栄えがよくなりました

というわけで、完成です。


まとめ

5機目でしたが、下地にグレイサフ、ほぼ缶スプレーの塗装により一番完成度が高くできたと思います。


これまで作ったプラモデルの完成写真はインスタグラムにまとめているので、興味を持たれた方は覗いてみてください。

https://www.instagram.com/393_plamodel/







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?