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たべものコンサル日記㊴すべてのスーパーマーケットは宅配部門をつくろう!

本格的感染共存時代の対策をしよう!~宅配事業強化

ネットスーパー(取扱商品は生鮮3品・日用品などのネット通販)として、イオンさんや西友さんがありますが、

実売店舗があり、その周辺エリアを担当した宅配事業部を併設したスーパーマーケットが山口県の(株)丸久さんです。
その宅配エリアは、ほぼ山口県全域を網羅しております。

宅配では生鮮3品より弁当・惣菜が伸びている

生鮮3品の売上が伸びない理由
1人暮らし、2人暮らしの家庭では、特に葉物野菜や冷蔵の肉類、魚類の
鮮度劣化が気になります。

自分の家の使用量に見合った商品ボリュームが、宅配で購入できればもっと複数の商品を購入できると思います。

1店舗のみかかわりのあるお店には、
鶏肉のもも・ムネ各100gのパック、牛・豚・鶏肉の各100gパックなどを新たに開発しませんかという提案をしています。
1人暮らしの高齢女性ならば、あると便利なものです。
ワントレーに入った豚バラ肉でも、毎回使い切りして消費するまでそればかり使います。

スーパーの店内よりさらに小分けした商品群が必要になると思います。
◎ニーズに合った適正分量商品~鮮度劣化前に消費、冷凍しなくて済む。

2~3品作ったらそれ以上は作れない

惣菜が売れているのは、全品手づくりは無理、食卓に変化と賑わいを出すのは、一部に惣菜を加えることです。
夕食の準備でも、時短にもなるし、味の変化が食事の満足感にもつながると思います。

増して、自宅でご主人にも、子供さんにも3食お世話をする奥さんのご苦心は大変なものと思います。

私の家でも奥さんは、食事をたまにはあなたが好きなもの作りなさいと言われて、時折作ることがあります。

まあ、興味のあるカレーやパスタやピラフなどが多いのですが、
先日は練り込みうどんを久しぶりに作りました。

手ごろな価格で、最小限度の量、少ない量、普通の量、やや多い量、多い量
メガ盛りの量などが選べる形が望ましいので、
「量り売り」のできるシステムができるだけ多くあると宅配の利用度は
高まると思います。

宅配は弱者を救済する

高齢者の方、妊婦の方、そして自宅待機や療養されている方には
きめ細かな商品を宅配できるお店があることは大きな恩恵です。

これからの時代は、
店売り100%の時代から店売り80%、宅配20%の時代です。
しかも、その宅配売上率20%は10年後には50%にまで成長する
予測します。
そして、宅配を行っていないお店のシェアーを喰って相手を消滅させることになります。

但し、販売価格をどうするか、手数料の有無、販売エリアの有無
配送人件費や車両経費の償却など多くの課題があります。

一番宅配事業に参考になる業種のひとつにピザの宅配があります。
近距離、自店ポスティング、顧客管理システムなど見習う点は多くあると思います。

大量購入品の宅配サービスも必要です

飲料水の箱買いなどかさばるもので重たいものの無料、有料のサービスが必要と思います。

例えば、「宅配サービス付き販売商品」とかがあっても良いと思います。
家電ショップでは当たり前でも、スーパーではまだあまりないと思います。

まだまだ、飲食の世界から知恵を出し開発して人間が明るく生きてゆける世界をつくることが必要と今日も考えています。

飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします