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平均客単価・平均売価・平均原価率の計算方法は同じ=飲食店の困った!を解決相談所大分

 6月に入り梅雨の真っただ中になると、「夏メニュー本番」ですね。
丸亀製麺さんの夏メニューが目に留まったので、ワンポイント知識で
お知らせします。

簡単な計算でわかりやすいのですが、あまり浸透してなく実務に活かされていません。

🍌鬼おろし肉ぶっかけうどん

  一見安さを売り物ですが、季節商品は通常20%アップくらいの価格で
開発します。期間限定であり、場合により数量限定でも良いわけです。



中心価格は1000円超えたいとこの価格配分から伝わってきます

🍈このメニューの平均客単価はいくらと
 思いますか?


900円近い平均客単価になります
この販売データ比率が7月、8月、秋のメニュー作りに活かされます

🍉基本比率は「低:中:高=5:3:2」

  ただしこの価格配分では、高い価格の商品がうどん専門店としては壁になる1000円超えのため、20%⇒15%にして計算してみました。

 多少間違ってもいいので、実務で計算してみましょう。
予測値が出ると、デビュー価格の調整も事前に設定できます。


●複数の商品の客単価予測ができます

 ・定食10種類の平均客単価(×出数比率)


●複数の商品の平均売価が予測できます

 ・メイン商品価格が違う、選択するサイドメニュー価格が違う場合は
  この基本計算式を「二重構造」にして計算します。


●複数の商品の平均原価率が予測できます

 ・売価計算だけでなく、食材原価率の平均値予測も出せます。

いま飲食業界は真剣に頑張ったところが勝ち

今年いっぱいが本当に我慢のしどころです

(了)


飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします