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バルカン3が出るぞ!①プロローグ

今春よりf-rangeに正式参加させて頂きましたが、以前より温めていた計画がついに発表になりました。

それは、私が使用しているエアガンテクノロジー社 バルカン3−700の国内販売です。

販売モデルはひとまず5.5mmのみで、6.35mmペレットガン相当のマズルエネルギー(50ftlbs程度)になりますので、カモ、キジ猟はもちろん、有害駆除や止め刺しにも使用できると思います。

発売時期や価格などについてはまた正式なアナウンスがあると思いますが、
せっかくですので、これからnoteで数回に分けてこのエアライフルのことを書いていきたいと思います。

とまずその前に、ここに至った私とf-rangeの出会いから書いてみます。

そもそも私が昨年2月にバルカン3の購入(個人輸入)を決意した時点で、
国内ではカカシさんがAGNウラガンを使用し、またf-rangeでも正規代理店として販売を始めていました。

私は国内ではまだ未開拓であったエアスラッグを撃って遊ぼうと考えており、春に許可が降りてはいたのですが仕事の都合で本格的なセッティングは晩夏から始めました。

エアスラッグのセッティングの大変さなどは私のnoteの過去記事を読んでいただく方が早いと思いますが、結果としてこの何十種類にも及ぶエアスラッグと数千発に及ぶテストは私のエアライフルへの理解を飛躍的に深めてくれました。

それならばと、noteにもエアライフルの記事を書き溜め始めたのですが、そんな折に同じAGN使いとして目をつけてくれたカカシさんとf-rangeの前田社長にお誘いいただき、お話の上、スタッフとして手伝うことを決めました。

この時点でバルカン3の販売や、個体ごとの弾痕証明などのアイデアは私から提案をさせて頂いたのですが、
それ以外に、手伝うにあたりこの活動だけは絶対に協力してほしい、とお願いをしたことがあります。それは、

・エアライフルの正しい知識の普及と、安全な運用を啓蒙すること

私はライフワークとして文字書きをしており、その文字で人が幸せになることにはこの上ない喜びを感じますが、その情報によって悲しい思いをしたり事故が起きたりはして欲しくありません。

ただ悲しいかな、文字で伝えられる限界、というものがあるのも事実で、
f-rangeのスタッフとして関わることで、もっとシューターの皆さんに直接関わり伝える機会が増えるのではと考えたわけです。

銃に限らずですが道具というのは事故のリスクをゼロにすることはできません。ただし正しい知識と正しい扱い方で、その確率を減らすことができます。

安全に運用ができれば、みんなで長くエアライフルというこの楽しい趣味を続けることができます。
そしてそれ以前に、楽しい趣味だと思ってもらうことが何より、正しい知識欲や安全管理に繋がります。

私もエアスラッグの発信をするにあたり、その危険性などを少なからず注意してきたつもりです。
目にした方の中には、そんなに危ないものなら発信するな、公にするな、とお叱りになる方もいるかもしれません。

ただこの時代、情報というものは私が発信しなくても、そこに魅力がある限り誰かが、いや勝手に広まるものです。
現に私発信するより前にエアスラッグは国内に流通してましたしね。

繰り返しですが、一番大切なのは安全な運用方法です。
これはf-rangeで販売時にきちんと説明いたしますので、ご理解、ご納得いただいた上でのお渡しになります。

ということで、以前から私をチェックしてくれていた方はうすうす(あつあつw)気づいているかもしれませんが、
今回f-rangeで販売するバルカン3−700は、言うなれば私のバルカンの複製です(笑)
どんな銃かという点はこちらの過去記事をご参照ください。

とはいえ、

代理店として正規輸入するにあたり、一部仕様はファクトリーレベルで変更しますが、基本的には私が自分の銃に施したのと全く同じように、輸入された個体を私たちが手作業で、1丁ずつチューニングします。

精度に影響するパーツを分解、研磨し、精密に組み立てを行い、
エアスラッグに合わせてレギュレーターやハンマースプリングなどの調整をし、最後に射撃場で集弾テストを行い、合格したものだけを販売します。ハズレ個体はありません(断言)

(小声ですが、価格もこの内容にしてはかなりお買い得になると思われます。)

いやー・・・こういってしまうと失礼な話になるかもしれませんが、こんなことf-rangeじゃないとできない、というかやらないのでは?と思います。

私が社長に、ここまでしないとワンホールにならないよ、とお伝えしたところ間髪入れずに『よし、じゃあやりましょう!』と即答されてちょっとビビったのを今でも覚えています(笑)

さらに皆様に安心して楽しんでいただけるように、
使用するエアスラッグ弾も先に触れたように何十種類も試した中からベストだと私が判断した弾を、f-rangeが直接メーカーから正規輸入し、取り扱います。
この正式なアナウンスは改めて近々あると思いますが、これもかなりお買い求めやすいものになると思います。

この2つの組み合わせで提供することで、
今まで皆さんがエアライフルにJSB18grペレットを合わせて使用していたように、
難しいことを考えずに安心しておエアスラッグガンをお使いいただけるように計画しています。

と唐突ですが、乱文を重ねてしまいましたので今回はこの辺で。

※追伸、このチューンモデルをどのくらいのペースで提供できるかは取り掛かってみないと分かりません(笑)たぶん数丁ずつ、といったレベルになると思います。(たくさんオーダー入ったら私が頑張りますが)

絶対欲しいぜ!と言う方は、ぜひお早めにf-rangeまでお問い合わせくださいね。



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