見出し画像

猟期前の忘備録〜エアスラッグ実猟特性

いよいよ今年の猟期が始まりますね。

さて、私は今期のエア猟はエアスラッグ弾の本格運用です。
かつ銃もバルカン3の初運用なので、どうなるか色々心配です。
ということで、もやっと頭に浮かんでいることを整理したいと思います。

・銃の全長


以前使っていたボブキャットMK2/5.5mmが85cmほど、今のバルカンが100cmほどなので15cmも長くなっています。車からの出し入れが不便になるのは間違いなく、車も傷つけないように注意が必要です。

・銃カバー


まだバルカン3の銃カバーを作ってません。
私にとっての銃カバーは、合法的に公道等を持ち歩くためのカバーではなく、銃を傷つけないため、埃などの侵入を防ぐため、そして万一人の目に映った時に銃の認識を薄れさせるため、という用途です。
まだグッとくる生地が見つかってないんですよね・・・

・エアスラッグへの変更


今回の本題です。今までのJSBディアボロ18grから23grスラッグに変更しています。弾の変更に伴う、特性の変化は下記になります。


一次ゼロイン
JSB18gr:19m
エアスラッグ:24m

1次ゼロインが遠くなります。これは概ねメリットと言えそうですが、ごく近距離に雉が出た時などはドロップを要確認ですね。

1次〜2次ゼロイン間の最大リフト
JSB18gr:30~40mで約2cm
エアスラッグ:30~40mで約1cm

これは大きなメリットです。40mで1cmのリフトということは、そこから50mまでも1cmしかドロップしないということです。

100mドロップ
JSB18gr:41cm
エアスラッグ:26cm

これはエアスラッグの本領発揮です。高BC値が効いてますね。
ペレットだと60m付近からガクッとドロップが大きくなりますが、エアスラッグはなだらかな曲線のまま進みます。
ちなみにウインドドリフトもペレットの半分以下の数値です。

50mグルーピング
JSB18gr:1cm以内
エアスラッグ:2cm以内

私の腕ではまだペレット並み、とは言えませんが、他のメリットと合わせれば及第点でしょう。

パワー(0/50/100m)
JSB18gr:34/22/16 ftlbs
エアスラッグ:48/40/35 ftlbs

一番気をつけたいところです。100m先のエアスラッグ23grの残存エネルギーは、JSB18grのマズルエネルギーに匹敵します。
撃ち上げ、バックストップなど矢先に超注意です。
私は樹上の鳥はあまり獲らない(去年も獲ってない気がする)ので良いですが、この計算が真実なら撃ち上げなんて山の斜面をバックストップにしない限り絶対やめた方が良いですね・・・

こんなところでしょうか。
まあとにかく撃ってみないことには、ですね。

皆さんもどうかご安全に、良い猟期をお過ごしください♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?