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島の選挙vol.1~ 宮古は来年1月に市長選。


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宮古島では、来年の1/22に市長選です。沖縄本島の選挙も、まぁ、いろいろと大変そうなのですが、宮古はさらに複雑になりそうです。離島ならではの複雑系?

前回の市長選は現市長の下地さんだけだったので、そのまま継続でした。

ですが、今回は、そうはいかないようです。オール沖縄の余波は、宮古島には複雑化して押し寄せるのです。

昨日の新聞から

表面化しない候補者/市議補選
市長選の混乱影響/2議席を保革で争奪戦
あす選管説明会

簡単にまとめてみました。

保守系 3期目を目指す現職の下地敏彦氏(71)
保守系 「保守の新しい流れをつくりたい」と意見表明している前市議会議長の真栄城徳彦氏(67)

革新系 オール沖縄選考会支持で、宮古医師会トップの下地晃氏(62)

革新系 オール沖縄から支持は得られなかったが、宮古では市民派として定評のある前県議の奥平一夫氏(67)

異例の4候補になりそうだ。
複数の新聞記事から見ても、沖縄本島と宮古島の政治意識の差、オール沖縄のねじれがあることを如実に示している。候補者の後援にどのような人がいるかも、はっきりとわかるメンツでもある。言葉の上での、保守とか革新は、もはや意味を持たなくないか・・・。

トランプもびっくりだったし、そのことをふまえると、なんだか本当に不思議な選挙になりそうなのです。4人が出馬するのは異常事態とも言える。

政治のことはあまり書かないほうがいいよ、と指摘を受けることもありますが、ただの一個人の意見ですから、個人メモだと思ってください。

宮古の人は、選挙において、元来「人」に賭けてきた。だけど「日本と沖縄と宮古というねじれ」と「宮古の沖縄本島化」で、ここ十数年は、迷走している。SNSも発達して、政治的な議論の幅は広がったが、議論の内容も玉石混交の感がある。

そして、10年前、市町村合併で宮古島市になって、宮古の「町の人」と「それ以外の人」の意識の格差が影響しあっているからこそだとも言える。加えて、宮古の移住者の増加、沖縄県としての離島の求められ方、急激な貧富の差などが複雑怪奇にしている要因だと思う。

今こそ、宮古の人は、真剣に「個人が人」に投票することになると思う。

私が投票するなら、と考える時、今までの流れやねじれを考えたうえで、宮古らしい人を選ぼうと思う。誰が一番弱い人に寄り添っているか、だ。なので、すぐに決まりました。いや、投票する権利はないですが、笑。

ここは一本化せず、4人出馬してほしい、と切に願います。組織ありきの選挙はもうやめよう。個人が政治参加していく事のできるメンタリティが宮古にはまだ残っていると信じているから。ってことで、昔の平良市内の写真を使ってみました。運動会とか納税とか、新しいカルチャーだよな、と思う。

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