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静的サイト+WordPressで小説サイトを構築する

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創作サイトで静的HTMLでメインを構築しつつ、バックエンドをWordPressに任せる自分なりの方法をまとめました。
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2023年3月の記事一覧

【WordPress】静的サイト+WordPressで小説サイトを構築する④

4回目です。 今回はWordPressから実際に静的HTMLに表示する方法や、エディタ周りのこと、あとプラグインについて少しだけ書いていきたいと思います。 前回までの内容は以下の記事を御覧ください。 1. 更新情報を静的HTMLにWordPressで表示する既に1回目の 3.静的HTMLからWordPressを呼び出す でも少し触れましたが、更新情報をWordPressで投稿して、静的HTMLに呼び出す具体的なやり方と運用方法についてになります。 1-1. 前準備 まず

【WordPress】静的サイト+WordPressで小説サイトを構築する③

3回目はカスタムフィールドの追加方法と、作品を投稿する際に使えるテンプレート機能の使い方や、プレビュー機能が使えないときの対処法についてになります。 前回までの内容は以下の記事を御覧ください。 1. カスタムフィールドの追加1-1. カスタムフィールドの設定 カスタム投稿タイプでデフォルトのカスタムフィールドを使うには、投稿タイプの設定時に 'supports' => array() で以下のように設定します。 'supports' => array( 'title'

【WordPress】静的サイト+WordPressで小説サイトを構築する②

2回目です。 前回は構築まで行ったので、今回は具体的な共存方法についてになります。 前回の記事はこちらです。 1. index.htmlとindex.phpを共存させるindex.html と index.php が同時に存在する場合、優先されるのは index.html です。 そのため、index.html と index.php を共存させるためにはまず、 wp-includes/canonical.php を編集していきます。 516行目と592行目あたりにある以下

【WordPress】静的サイト+WordPressで小説サイトを構築する①

脱WordPressを夢見ながら代替を得られないがためにWordPressに依存するしかない人間による、バックエンドをWordPressに任せて小説サイトを構築する方法です。 筆者が字書きなので小説サイトを前提とした構築方法を書いていくつもりですが、WordPressが現実的なんだろうけれど肌に合わない、というような方の参考にもなればと思います。 1. WordPress以外という選択肢個人サイトを構築するためにWordPressに依存する必要性は、本来、皆無です。なんだっ