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セラピストの変貌

久々に女風関連の話を書いてみようと思う。

2年ちょっとの女風ライフの中で様々なセラピストに出会った。
その半分以上はもう辞めてしまって、この業界には存在していない。いわゆる「普通の男の子に戻ります!」てやつ😆
業界的に見ても、1年以上セラピを続けている人は恐らく全体の2〜3割くらいじゃないかと思う。
それだけ気力・体力を使う仕事だし、人気を維持し続けるのは非常に難しい。

そんな激流諾々の女風業界において、私はセラピストが変貌を遂げていく様を何度か目撃している。いや立ち会ったと言った方が正しいかもしれない。
そんなセラピストの変貌の有り様を今回は紹介してみようと思う。

ここで言うセラピストの変貌とは、新人だった普通の男がセラピストとして人気者になり、ランカーに成り上がっていく様のこと。
男とはモテたり、自信を持つとこんなにも人が変わるのか…?

変貌①DMやメールの返信が粗雑になる
新人の頃はそれはそれは皆、DM営業に必死だ。
私は元々そんなにやりとりしたいタイプではないが、それでもこちらのメールには返信はほしい。
今まで遅くともその日の内にあった返信が翌日になり、内容も次第に簡素になる。
これは人気が出てDMする人数が増えてきている証拠。もしくは太客ができてそちらにかける比重が高くなってきている状態。
もはや内容の濃い話は望めない。

変貌②時間にせっかちになる
それまで時間に余裕を持っていたスケジュールが予約でガチガチになる。
それによって1人辺りの時間配分もタイトになる為、以前に比べるとせっかちな接客になる。
自分では同じようにしているつもりでも、女はその辺の微妙な温度差に気づく。

変貌③言うことが大きくなる
会っている時の会話も少しずつ変わっていく。
やたら大きな夢を語り出したり、ランキング上位に入りたいと言い出すようになる。
もうここまできたら、そのセラピストはランカー確定。人気者になり、そこに出会った頃の面影はない…

大体この3変化を遂げた後、セラピ達はランカーになっていった。
ここに書いた例は3人のランカーセラピストが実際に通った道である。笑っちゃうくらいに同じ道筋を辿ったので、この変貌はあながち間違いではないだろう。

私は人気が出て予約が取れないセラピストには興味がない。次第に見守る体制へとシフトする。『売れて良かったね』と母のような気持ちで見守ってしまうのだ🥰
そもそもお金持ちでも何でもない庶民の私は、太客さん達の財力には到底太刀打ちできない。どんなにお気に入りでも引き下がるしかないのだ。

セラピストも所詮は男である。
勝負事に勝ちたい、ランキング上位になりたいという欲求が強い。
人気が出てチヤホヤされると、自己中にもなる。
これらがダメとは言わない。
ただ出会った頃とは違う男が目の前にいるだけのことだ。

セラピストの変貌、あなたの推しピはどうだろうか?
人が変わっていく過程に立ち会うと、正直悲しくなることもある。以前とは別人になっていくセラピを見るのは辛い😢
それでも応援してランカーにしてあげるのも粋な女の女風の楽しみ方なのかもしれない…
(私にはできないけど😝)

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