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クソDMとDM乞食②

①ではセラピストによるクソDMについて書いてみた。営業ツールを無駄にすんなよ!ユーザーはちゃんと精査してるよ!て話。
さて続編とも言うべき②は、セラピストを苦しめる【DM乞食】について!

上記のアンケート結果から、約4割のセラピストはDMをウェルカムとしている。そして約3割は仕事の一環だから仕方なくDMをしている。
でも残りの3割強はDMをやりたくないし、内2割はマジで病むくらいDMに嫌気がさしている。
それは何故か?
なぜなら、予約に繋がらないくだらない内容を止めどなく送り続けるユーザーがいるから!

お気に入りのセラピストとのDMのやりとりは、まるで恋人との会話のようで楽しい💕
会ったことのないセラピストからの"会いたい"の文字に思わずキュンとしてしまう💓
DMは普段異性との縁がない女性でも、大事に扱われる嬉しい繋がりの場。
でもそれはセラピストの無償の営業活動であり、全ては予約に繋げるための手段。
承知の事実とは思うが、セラピストのTwitterは基本的に店が管理している。セラピストと個人的に秘密のやりとりをしているとは、まさか思っていないよね?(店に所属している意味)

以前、私は某女風店の運営をお手伝いしていたことがあり、主にTwitter管理を担当していた。そこで見たあるセラピストの悲しい実話を紹介しよう。

Tは優しくて真面目なサラリーマン兼業セラピ。業界経験もなく、女性を癒してあげたいと本気で思っている好青年。Twitterをするのも初めてで、営業活動としてのDMにも頑張って力を入れていた。
ある日、店のセラピスト全員にユーザーNからDMが一斉に届いた。

「初めましてNです。DMをマメにしてくれる方は3日間貸切したいと思っています」

ベテランセラピスト達はこんな明らかな釣り文句には騙されず、さらりと受け流した。
しかし真面目でまだお客さんがついていなかったTはこれに乗ってしまった!昼夜構わずDMを送りつけてくるN。本職の仕事の合間にもDMを返し、Nの愚痴や悩み等を聞いてあげた。終いにはセフレや好きピの自慢話をされ、それでもTはDMに付き合った。
見かねた私は「ほどほどにしないとTが疲れるだけ。こういうタイプは予約してくれるかわからないよ?」と声をかけたが、Tは「お客さんになってもらえるように頑張ります」と意気込んでいた。
ユーザーNからの執拗なくだらないDMは約1ヶ月毎日続いた。その甲斐あって、NはTの予約を入れた!無料モニターとして…
だが無料モニターの後、Nはパッタリと姿を消した。寝る間も惜しんでDMに付き合って、無料モニターだけ楽しんでいなくなる。これこそがDM乞食の正体だ!
無料DM、無料モニター、Nはタダで散々楽しんだ挙句、Tを切り捨てた。その数日後、疲れ切ったようにTは店を去って行った…🥲

せっかく来た客をモノにできなかったのは、Tの力不足でもある。だが私は酷く憤りを感じたし、同じユーザーとして、こんなやり方をする人を軽蔑もした。
Nは無料モニターとはいえ、まだ予約しただけましな方だ。予約するする詐欺で、永遠にDMだけし続けるDM乞食は呆れる程いる。
自分は暇かもしれないが、セラピストにも仕事や生活がある。実際に予約をくれるお客様を優先にするのも当たり前の常識だ。それを『返信が遅い』『マメじゃない』などと不満を言い出すDM乞食。セラピストが病んでしまう一因を作っているとも知らずに…

私はそんな裏事情を知ってしまったから、セラピストさんには容易くDMを送れない。予約や打診の時、用事がある時以外はほとんどやらない。
でもユーザーとして、好きなセラピさんとする会話のキャッチボールの楽しさは知っている。もっとやりとりしたいと思う気持ちもわかる。
ただ、これだけは忘れないでほしい!

セラピストはあなたの所有物ではなく、独占することはできない

ということ!
セラピストは予約したいユーザーみんなのもの。
あなたはその中の1人でしかない。
あなたが1日10回セラピストとDMしたいとする。
同じように思うユーザーが10人いたとしたら、そのセラピストは1日に100回DMしなければならない。
数字を見るだけでも嫌になる数だ😩

あなたも知らぬ間にDM乞食になっていないだろうか?
DMを楽しんだからには、必ず予約を入れてあげてほしい。そして直接会って沢山お話をして、リアルな楽しい時間を過ごしてほしいと心から願っている。

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