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占星術的観点で見る、私と母

私の子供の頃を思い起こしてみた時に、母は私にとって安全な存在というよりも
私の安全を脅かす存在、と言う感じです。

私のネイタルと母のネイタルを重ねて見ると
母の冥王星は私の4Hの月と合
タイトではありませんがICと合。
そりゃぁ、母から安全なんて難しい。

夜寝る前は
母が子守唄を、とか
絵本の読み聞かせ、というホンワカした時間を想像しがちですが
母がチョイスする絵本や本はかなり子供にとってはハードな内容のことが多く
ある時、母が選んだのは「ガラスのうさぎ」でした。
戦争の悲惨さを学ぶために、という事だったそうですが
まだ小さい私にとって、戦争の実話は辛すぎて
今日の分が終わり「じゃ、おやすみ」と言われても内容の衝撃度に眠れない
主人公の敏子に共感してしまったり
将来、戦争が起きたらどうしよう、私も同じような経験をしたらどうしよう、と眠れない事が多かったのを覚えています。
母の冥王星の影響はこういう感じで私の安全を脅かしていました。

私のカイロンと母のセドナが合。
私自身は魂の傷を癒したいと思って生まれてきましたが
その意図が母のセドナを刺激して母の犠牲者意識を強めていたのだと思います。
そう考えると、母にとって私と言う存在が「常に加害者」だったのは当然だったんでしょう。

*     *

家族関係で何か問題があったり、昇華できない傷がある場合
二人のチャートを重ねて見ると、その関係の中にある課題が見えてきます。
私自身がもっと前に母とのチャートを重ねて、母との学びが何か?を読んでいたら、いろいろと違ったのかなぁと思ったりします。



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