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太陽と冥王星がトラインの秋分の日

23日は秋分の日。
宇宙全体のエネルギーが大きく変化する一大イベントの日。

秋分の日を迎える10時4分のアセンダントは蠍座。
チャートルーラーの冥王星は3Hの山羊座にいる。
冥王星は太陽と水星とトラインを取っています。

トラインは一般的に「エレメントが同じなので抵抗が無く流れがスムーズ」と言われますが
トラインの厄介なところは、考えなく「そんなもんだから」と受け入れてしまう傾向が高いこと。
かなり意識的に使わないと「まぁいっか~、こんなもんでしょ人生なんて」となりやすいゆえに恩恵を受けにくいアスペクト。

太陽と山羊座の冥王星がトラインなので
このエネルギーを上手に使えばカルマの昇華(個人、企業、政府の)をして、新しい価値観を構築する事が出来ますが
自分に対しての能力がないという無価値観がある人はか歪んだ合理主義に走ったり
権力や地位に惹かれる傾向、権力の暴走が起きては
古い考え、方法、生き方にしがみつこうとします。
また、古い考えは今までの当たり前だからこそ「それに従って何が悪いの?」ってなる人も増えてしまう。

ここ最近、自分で考えることをせず答えや正解を欲しがる傾向が高い人が増えたのも
常識や当たり前を振りかざす人が増えたのも(マスク警察とか)
国が国民の声を無視して暴走しているのは山羊座に居る冥王星が太陽とトラインを取っているからではないでしょうか。
(太陽と冥王星がトラインを取る必須は短いですが、秋分チャートは冬至まで影響しますので。

この太陽と冥王星のトラインのエネルギーを「まぁいっか~」とせず
なんとかプラスに持っていくために冥王星とスクエアのエリスを使ってみると良い起爆剤になると思います。

低い波動のエリスの問題点は「偽りの自分に気づかずに自らの成長を止めてしまう」ことです。
誰よりも「真実」を大事にするエリスの目が曇ってしまっているのです。
そして目が曇ったままのエリスは5Hにいるので唯一無二の自分であることを実感するために、相手を操っては賞賛を得ようとします。
外側から何かを得ることで自分を保とうとするからでしょう。

でも、そんなエリスの状態の私たちに対して冥王星が「唯一無二の自分を見つけたいなら、外に目を向けず自分の今までの人生の軌跡に目を向けなさい」とメッセージを送っています。(結構強烈に)

*     *

自分の人生の軌跡は、後にも先にも自分だけが唯一経験している事柄の連続です。
一人一人の人生は唯一無二。
その奇跡に目を向けることの大切さを冥王星は訴えているのではないでしょうか。

この人生で一番悩んだことは何ですか?
実はこの「悩んだ」と言う過程の中にこそ、自分が唯一無二だと気づく何かが存在します。
秋分を迎えるこのタイミングで「悩んだこと」に向き合われてはいかがでしょうか。

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