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月と太陽の関係性

月が抱えている「私は〇〇のはずなのに」は、過去世から現世の過程の中で作られた思い込み。
この思い込みは、魂が決めてきたやりたい事の全てを否定するため
この思い込みがある限り、人生は本当の意味で開花することはありません。

そして、その思い込みが癒された結果、向き合えるのが「太陽」が持つ今生の課題なんだなと思います。
なので、ある意味、月と太陽があらわす事柄は表裏一体の関係なんだと思っています。

実際に読んでみると、月の「私は〇〇のはずなのに」が影響していると太陽が求める事に本人が興味を示さないし
月が影響している限り、太陽が求める事はその人にとって怖いことになってしまう。

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チャートを読む時に太陽を中心に読むこともあるけど
個人的に思うのは、いろんな課題を乗り越え、自分の傷が癒されないと太陽が求める事は理解できないという事
また、この状態では太陽星座のマイナス部分が引き出されてしまう事。

まずは太陽と対極にある月を癒すことが大事だと思います。
月が抱える「私は〇〇のはずなのに」の影響力は本当に大きいですから。

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私の月星座は獅子座で4Hにいます。
小さいころから「私は人気があるはずなのに(現実では人気が無い)」に翻弄されました。
とは言っても、4Hの月だからか家から半径1キロくらいの場所での人気の有無でした。

また「人気があるはず」じゃなくて「人気がなければ」に近いところもあったため
どうしたら私は人気があるように見られるか?に意識が向いていましたが
太陽星座が水瓶座、10Hゆえに妙にプライドが高く、人気者になるために捨て身になることも出来ず・・・
そして人生の大部分の時間を「人気があるように装う」事に費やしたり
人気が無い事を実感しては騒いでました。

過去を振り返ってみた時に「人気が無い」という事を実感する度に傷を負ってたなと。

でも、占星術を学ぶようになり、月についていろいろと勉強していく中で「人気があるはずって思い込んでただけで、実際は”無い”だ」
「その事実を受け入れていないから、傷ついたと思ってたんだ」
という事に気づいた時の衝撃というかガッカリ感は今も覚えています。

そして、ゆっくりでしたが「人気が無い」という事を受け入れていき
受け入れられるほどに「どっちでもいい」が増えたように感じます。

私の太陽は10Hにあるため、「社会に対して働きかける」必要があるわけですが
当然、月を受け入れられない時は「外に出て今まで以上に人気が無いって実感するなんて無理!怖い!」だったので
月に任せて狭いテレトリーの中でなんとかする、事ばかりしていました。

でも、月が思う安全に隠れていても仕方ないんだよなーって思えるようになったのは、SAのノード軸が太陽と合だったからだと思います。







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