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アセンダントと課題

占星術のチャートをどう捉えるかは読み手によってかなり違いますが
私はチャートを今生の人生を通じて未習得から習得済みにする必要があることを記していると捉えています。

アセンダントについての捉え方も読み手によると思います。
私は「今生を通じて取り組む事」と捉えていますが
「今までの輪廻転生の中で、完全な手つかず」と表現し直せるのではないか、と考えています。

連続でカウンセリングを受けられる方のチャートは把握しているので
本人とチャートを比較したり、分析したりできるのですが
印象的なのはアングルはとても苦手な人が多い、と言う事。
その中でもアセンダントは特に苦手意識を持たれたり
上手に使えずに成長がスタックしてしまう事もあるな、と。

私の場合はアセンダントが牡牛座なのですが、人生の中で「好きな物」を取り入れることが苦手というより意識が向かない人生だったよな、と。
そんな事もあり昔から「好きな物」を重視する人が必ず身の回りに居ました。

一番身近なところで、弟は徹底して好きな物で生活を満たすタイプで
若い頃からお金を貯めてはイームズや柳宗理の椅子とか、古いし燃費も悪いけど見た目が好きな車を買い。
身に付けるものも値段に関係なく好きな物だけ、とかなりこだわっている人でした。
弟のお金の使い方は私は全くピンときませんでしたが、どこか好きを徹底している姿を羨ましいと思っていました。
でも、私にとっては未知の世界過ぎて関係ないと思ってもいました。

先日、堀井和子さんや有元葉子のエッセイを読み返していて、彼女たちも好きな物で生活を満たすタイプで、そこに徹底している姿が羨ましいと昔から思ってたよな、と。

私は弟や堀井さん、有元さんに自分がやってみた生き方を見てたんだなぁ、なんてことにここ最近になって気づいたのです(縁遠いから関係ないと思い込みすぎて気づけなかった)

アセンダントってこれくらい「縁遠過ぎて関係ない」と思い込んでる事が隠れてるんじゃないかと思います。
でも、縁遠過ぎて関係ない理由はディセンダントにあるとも思っています。
このアセンダントとディセンダントのアンバランスを調整して、良いバランスを見つけることは今生の人生を発展させるためにも重要だなと感じています。


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