ヘアメイクのサステナブル ~2024
地球温暖化を阻止しようと、、
色々な分野で、サステナブルが訴えられていますが、今日はヘアメイクの分野でのサスティナブルについて考えてみたいと思います
中でも化粧品・・
既に、原材料やパッケージ(ビニールを使うのを少なくしたと言う意味で)の簡素化とか、、
もちろん少しは手を付けている部分もあると思うけど、他の業種に比べると、未だ未だかなり遅れているんじゃないかと思います
僕が言うまでも無く、みなさんご存知の通り
化粧品も大量消費!
毎シーズン、、
次から次へと新しい商品が出て、古いモノ(今まで使っていたモノ)は残って、どんどん捨てられてしまう、、
テクノロジーも日々進化しているから
よりキレイになる為に!
より簡単にトラブルを解消出来る!とか
新しいモノ(発見)を世に出すのは必然で
それはとても素晴らしい事だし
逆に是非進化して欲しいと思っています
でも僕が言いたいのは、ソコのところじゃ無くて
その売り方(方法)なんです
先ずココが一番の問題だと思うんですが
ほとんどのアイシャドウやチーク等の化粧品に付いている、おまけレベルの小さなチップやブラシ
これは要らない!!
無くすべきだと思います!!
(この先、、おまけオマケと連呼 失礼します)
化粧品に付ける理由はただ単に
大きいブラシ(使い易い道具)=化粧ポーチに入らない(携帯し難い)=付いていないと買わない(売れない)
と言った顧客の言うがままに「おまけ」を付けていた訳です
今までは顧客の要望を受け入れて、導入していたのは理解できますが、もうそんな事を言っていられる場合じゃ無いですよね
しかも、、
ブラシの毛を⚪︎⚪︎⚪︎の毛に変えました とか
ブラシの質を上げても
プロに関わらず、メイクの上手な方は、
ほぼ、あの「おまけ」は使っていない!
オマケではメイクし難いのです
日本には筆の文化や匠の技もあり・・と、
テクニック的にも言いたい事が山ほどありますが僕が言いたい事はそこでは無く
結局プラゴミが増えてしまい、地球を破滅させてしまう原因の一つになってしまう事です
使い難いのに、付けている無駄!
コンビニやスーパーでも、レジ袋や付属のフォーク・スプーン・ストローとかは本来は使い勝手がイイものでも、材質を変えたり、有料化したりして量を減らそうとしているこの時代に、何も言われないから、、 と、そのままにしておいて本当にいいのでしょうか?
悪の代表的にレジ袋ばかりが槍玉に上がるけど、
大事な事はレジ袋を少なくする事じゃ無く、
それを機にプラスチックごみを少なくする事ですよねっ!
今までは罷り通っていた常識を見直してみるべきじゃないかと思うのです
皆さん!今まで最後まで使い切った化粧品って
どのくらいありますか?
化粧水や乳液・美容液とか、、
保湿やスキンケアに使うものは使い切る事も結構有るかもしれません
でも
ファンデーションやアイシャドウ・リップ等の
色モノについては、どうでしょうか?
結構、使い切れずに、ほとんどが余ってしまうなんて事も多いような気がします
メイクを教える際に、、
「家にある化粧品が、もしかしたら使えるかも知れないので、出来るだけ持ってきてください!」と、お願いすると
物凄い量の化粧品を持って来てくださる方がとても多く、、
こんなに持ってるの? と、よくビックリします
化粧品の大量消費に付いて少し補足すると
化粧品はアパレルと連動して?シーズンによって新しい色=流行を出すので頻繁に新製品が発売されます
頻度が高いから、より多く残ってしまいます
ここで誤解して欲しく無いのは、決して売るな!とかやめろ!ということではありません!
売り出す際に、新旧化粧品を合わせて使う(同一のケースに収納する)事ができる方法
例えば
ケースは外見を変えても、中身の大きさ・形状は変えずに、レフィル売りを基本にして、欲しいモノだけを追加購入する(出来る)システムにする
メイク方法も、今までは、やって無かった
新旧の色を使ったメイク案を提案するとか、ファッションやモードの点からも、何か提案!何か策があるんじゃないかと思います
そして、最後に、パッケージについて!
コスメは、各ブランドとも
あの手この手で、可愛く、SNS映えもするようにパッケージやケース 色やデザイン、、
ありとあらゆる手法で心をくすぐり
購買意欲を掻き立てます
僕も可愛い物は大好きなので衝動買い!よくやってしまいます(していました)
なので、、
こんな事を書くのは不本意な部分もありますが、敢えてこの見映えの部分もサステナブルにしないといけないと思うのです
この今の可愛い=見映えの部分は、そのほとんどが化粧品の本質や機能として可愛い部分という事では無く、まるで雑貨やインテリア的に近い感じの物が多いと思います
パッケージが可愛い(珍しい)からつい買っちゃった!
入れ物が高級だから効果がありそう!
的な心理的要因だけ遡及すると
中身がそんなに変わらないのに外観を変えて売り出す=売上げだけ伸ばす
そんな悪い考え方も出て来てしまうかもしれないので、、 思い切って
本質的な コスメの色が今まで無い綺麗な色味、肌を劇的に綺麗に見せるとか、メイク感が無いけど凄く綺麗なテクスチャーとか、その機能性や効果をシンプルに重要視する販売方法に変えるのはいかがでしょうか?
広告に携わっている人間が、こんな事を提案するのは変だし、如何なものかと思います
でも、、いずれにしても、待った無し!!
もう、売れれば良いという時代では無く、
どう共存していけるか!?
共存していくためにはどうすべきかと言うのを考える時代になってしまったんだと思います
地球が住めなくなってしまったら大変です
地球で暮らして行くために!
生きて行くために!です
化粧品は売れる=儲かるビジネスとして、とても巨大なマーケットなので、、
ココにメスを入れるのは、とてもタブー視されていてメーカーや広告代理店から、とんでもない大非難を浴びるかもしれません
こんな事を言ってると もう化粧品メーカーの仕事が来ないかもしれませんねっ(汗
でも、そんな事を言っていられないくらい深刻な話だと思うので、今やらなければならないと思います!
それと、、まるで関係の無い世界の事にイチャモンつけるんだったら(イチャモンじゃ無いですが、、)
お前が口出すな!
と非難されても仕方ない事かもと思いますが
この世界で30年以上も携わってきた訳ですから、少しくらいは意見を述べても良い立場になったんじゃないかと思うので、小声ですが叫ばさせてもらいます!
みんなで考えて行きましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?