カムシャイニング

佐野元春さんしか、好きではないから、
佐野元春さんしか、聴いていない私。
（眠る時だけ何故だかTHE BOOM）

佐野元春さんって、
カテゴリーで言ったらどのへんなんだろう。
いつも考えてしまう。
この国のビックバンドの色々には興味もないし、街頭で耳に入ってくる程度だけど、
どうもそういう感じでもない。
歌詞が深い‥‥だから脳みそが耳をすます感じ。私なんて佐野元春さんしか聴いていないから、ミスチルって誰？ドリカムって誰？
そんな感じなんだ、、、ビックバンドの意味が分かっていないし、興味が出てこない。
きっと彼らのファンの人達には神様なんだろう。

私の場合は佐野元春さんだ。紛れもない事実。

人間の沢山の感情を上手に言葉に置き換えるあたりは天才だなぁ。といつも思う。
この人を聴いたら、他の人のは別に私にはいらない。なんて感じるくらいに。
どのアーティストにも、私みたいな異常な熱量で愛するファンがついているのだとしたら、
平和な国だなぁ。素晴らしいことだ。
私が佐野元春さん以外のアーティストの歌声を聴くこともその方達のファンの方達と関わることもないけれど、平和ってそういうことなんだと思う。平和なサークルがいくつも空に浮かんでいる感じ。

価値観、概念って、本だとか音楽で得るものもあるのだとしたら、私の場合は、
作家と佐野元春さんだけでいい。
（THE BOOMも頭がいいから眠る時に睡眠学習）ここはたまにファンの人達に混ざってみる感じ。

ノアの箱舟があったとして、音楽家を2人乗せることが出来る権利を与えられたら、私はこの2人だけは、なにがなんでも乗せる。
‥‥権利はないけど‥‥
価値観、概念、希望って言葉は非常に難しい素因の中から探すリアルもあるということ、欲望、平和的である為のプロセス、
この2人の脳みそはノアの箱舟に絶対に乗せたい。　2席あるなら絶対この2人だな、、、

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

『カムシャイニング』


イスラエルから来たブルージーンベイヴ
ワルツにからまるジプシー
まるで君はこの街じゃ無邪気なbaby
あぶなげなモナリザ
いつもチャンスのかけらを探し求めて
何でも知りすぎている君
この街の週末は今夜も
タフに揺れている

輝いておいで
今夜　愛を交そう
たとえばチャーミングな会話だとか
メイクアップをした恋なら欲しくない
今夜　愛を交そう
輝いておいで
今夜　愛を交そう
輝いておいで
休みがとれるほどおだやかな世界じゃない

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

佐野元春さんの音楽は、
まるで一冊の本のようだ。
言葉の組み立て方が美しいし知性が凄い。
いつも感動してしまう。

チャーミングな会話だとか、
メイクアップした恋なら欲しくない。

私はこの部分がとても好き。

いらないものが多いのである。
昔からの知り合いのおせっかいも、
あれやこれやの『形だけ』を目指す色々。
これは友情から。　
これは正しさの為だから。
これは⭕️⭕️から。の思い。

この歌は、『恋』という形へ向かう過程で、
モリモリ湧き起こる、
チャーミングさ。と、メイクアップ。

わかるなぁ。

もう良いお年頃なので、
すごい大人年齢なので、

ライオンが歩いてました、
ライオン同士のどうのこうの。
みたいな野生感だけでいい。
この子ライオンだけ守りたいから、
他、殺す。そんなのでいい。
子ライオンが他のライオンにひっかき傷をつけられた。私は他のライオン全てを噛み殺す。
そんなのでいい。
何が悪いんだ。野生動物のソレと、
人間社会の嘘くさいままに頑張る平和。は、
意味が異なる。

人間。
理屈が多すぎてうんざりする。

そんな気持ちになることの方が多いのである。
私の場合。

このイスラエルから来た。って歌詞、、、
なかなか書けない！
凄い！
佐野元春さんの歌の作り方って、
どれだけの本を読んで、
どれだけの知識があって、
どんなリズムを聴いてきたら、
こんなの書けるんだ、、、って歌が、
本当に多い。

ビート感が、とっても心地よい一曲。

そして私の元春愛はツヅク。