少年は知っている
頭が言葉だらけになるから、
音楽は佐野元春さんと宮沢和史さんのものしか興味がなくて聴かない。
どうせ耳に入れるなら頭のいい人の言葉がいい。
佐野元春さんの『少年は知っている』
佐野元春さんから若き世代に放たれた、
応援と忠告に似たアドバイス。
そんな風に聴こえて、自分はそうじゃなければいいなぁ。そんな風に感じた一曲。
もう若くはないから、当然だなぁ。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
『少年は知っている』
君は平気で嘘をついて
勝手な都合で不貞腐れてる
時々無謀な夢企んで
巧みな言い訳探してる
君は残酷な弓を引いて
自分の国旗を掲げている
その心のどこかにいばらを抱いて
暗闇の中で踊ってる
君はいつもキマってる
自分でもよくわかっている
たまに邪悪な声を聞いて
光の行き先を探ってる
君は大抵 威勢がいい
危ない力に飢えている
時々目の前の物全て
儚く感じて焦ってる
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
男の子の親をしていると、
なんという面倒くさくてかわいい生き物だろう。と感じることがある。
負けず嫌いな性格な子ほどややこしい。
どうであっても、オレ一番!になるために、
まぁ見事な裏工作。
それが、ホロホロと崩れた時の、
あの、やっちまった感。
男の子の親なんて、メンタル強くないと、
やってらんないな。とよく思う。
ホロホロと崩れた時、
あんたがやったんでしょうが。と言い放つ親でありたい。
よくいる毒親たちは、
うちのまさひこちゃんが一番じゃないなんて、
学校がおかしいわよ。
まさひこちゃん頑張ったのにねぇ。
そんなのじゃ、ますますダメ男になるだろ。
なんて私は思っていて、
なんかやらかしても周りが助けてくれる。
だから何やってもいいんじゃん。と、
こうなる。
まぁここまでやって、これ以上、
挑んだとしたら、大変なことになるな。
取り返しがつかない。
自分じゃ責任なんて取れない。
そういうことをちゃんとわからせないとダメだと思う。人として。の問題だろう。
そのことで自分に色んなことが付き纏ったとしても、それはそれで、自分が抱えていくしかなくて、その途中に見える世界で、
また別の世界が広がる。
それでいいじゃん。と思う。
なんかよくわかんない男も増えたなぁ。と
心からそう思う。
佐野元春さんのこの歌を聴いていると、
我が息子も含めて、
少年よ大志を抱け。のあの像を思い浮かべる。
自分から挑んでいく先が、
自分より力弱い者じゃなければいいなぁ。
勝って当たり前。の相手に勝って、
何が楽しかろう、、、、、
なんて、ついつい世間を見てしまう。
植民地で勝利して、
そこで絞りとるような、そんなくだらない人間に育って欲しくない。
佐野元春さんの歌を聴いていると、
どうしてこうも沢山のことを考えることが出来るんだろう。
凄いなぁ。
それはそうと、
今日、ふと、なにもみんなの声を聞かなくてもいいよな、、、人生なんて、、、
音楽なら佐野元春さんと宮沢和史さんしか聴いていない。
私が耳をすましたり、興味が出る人の言葉って、誰なんだろう。
なんて、ぼんやり考えていた。
そもそも、人に興味なんて、もてるだろうか。
年々、減ってきている気がする。
日常会話レベルで生きてはいるけれど、
耳をすましたくなる、そんな人って、
やっぱり頑張っていたり、
何か向上しようとしていたり、
私の場合はそんな人にはとても興味のアンテナが向いていく、、、、、
ということは、
やっぱり、がんばらないと。な気持ちも、
ふわっと出てくるんだ、、、
興味を持ってもらいたいわけじゃない。
自分が自分の理想を追わないと、
なんだかおかしな方向へ流れていきそうで、
ちょっと恐ろしいのだ。
自分が他人なら、
私に興味ってもてるのかな。
そんなことをふと思う午後。
チロリとなら持てそうだ、、、、
まだまだだなぁ。
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