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240618_日々の歩き方、蹴り上げ式歩行について

帰宅途中のサラリーマンを観察してみました。

特に歩行に関して着目です。

見ているとほぼ100%に近い確率で蹴り上げ式歩行を行っています。蹴り上げ式と言っても足をどこかの国の軍隊歩行のように高く蹴り上げているわけではないのですが、動作は足だけを前にだして爪先を地面からやや高め45度ぐらいに角度つけて天井のほうにあげる歩行ですね。これは現代では極めて一般的な歩き方で【自分はどんな歩き方をしているのか?】と思ったら概ね蹴り上げ式歩行と思ってもらうといいです。

結論から言いますと、蹴り上げ式歩行をずっと行っているとかなり早い段階で体を痛めます。

骨盤は全く動いてないわ、足だけで前に進もうとしているのでかなり早い段階で普通に歩くことが難しくなるのではないでしょうか?

また日常の歩行というのは相当、過去の癖がついた結果、集積でもあるのでその癖を一氣に解消することは困難です。通常ですと少しずつしか変えることができません。

蹴り上げ式歩行の特徴が際立っているのは踵着地というところでしょうか。街を歩く人を見れば十中八九、足を低い位置で爪先で蹴り上げ、そして踵で着地しています。
そして今や多くの人は歩くという行為が【前に進む行為】と思い込んでいますが、どうやら【前に進んでいる感覚が優勢になっている】状態になっていると歩き方がそもそもおかしくなっていると言われています。本来的に逆です、という話もあり。

サラリーマンを見ていると中で目立つのが革靴でスタスタ早歩きしている人ですね。スタスタ蹴り上げ式で早く歩いているものですから重心など全くない感じで極めて硬直的な歩き方となっています。柔軟に進路変更できない状態、方向転換できない状態となっています。あわよくば真正面から対向してくる歩行者でぶつかりそうです。こういう歩き方はマインドのほうも同じようになっていっている可能性もあります。重心を失った硬直的な歩き方をしているから社内でも部下などの意見に聞く耳を持っていないとか頑なになっている可能性がありますよね。

そしてもしかしたらまだ歩いている人はいいほうなのかもしれません。
歩かなくなっている人が極端に増えてきました。
歩き方すら忘れていくのでしょうか?

大丈夫か!?日本人・・・

ですね・・・

ヒビキアマカム


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