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240727_黒字企業が存在できるのは赤字企業があるから

日本の現実世界を生きている人は何かしらでひびお金と関わって生きていると思いますが、そもそも何故、お金が自分の手元に回ってくるか考えたことがありますでしょうか?
普通はどこかと雇用契約とか結んで労働の対価としてお金を貰っていることを考えると多くの人は【働いたらお金が巡ってくる】と思い込んでいますが実際にはその思い込みが成立するには紙幣や硬貨が社会に既に流通しているという前提が必要となります。
そもそもこの前提が成立していなかったら働いてもお金は巡ってこないでしょう。
ではお金を流通させたのは誰か?という話になると、借金を銀行にした人、企業ということになるでしょう。誰かが借金をしないと社会にお金は流通しなかったということになります。

無借金経営が凄いとか思い込んでいる人もいますが実際に別に凄くなくて、むしろ多くの人間にお金が回るようにしてくれた借金をした人や企業に功績があるのではないかと思います。
【私たちは無借金経営です!】とアピールしているところはお金のことをよくわかっていない可能性が高いと思います。

これと同じ話で黒字企業が優秀な経営をしていると思い込んでいる人もいるかと思いますが、地球の全ての企業がまず黒字になるなんて話も有り得なくて、誰かが損をしているから結果、黒字を確保できている企業や人間がいるということになると思います。

黒字の数字をのばしているのは同じく赤字数字をのばしている組織があるからで。黒字企業も赤字企業も持ちつ持たれつの関係であると思います。世の中に何らかの価値みたいなものを残すにはマイナスとなる行為が必要となります。

プラス思考とかポジティブ思想、プラスが良いことだと盲目的になっている人はプラスの方向性を支えているの一体何か?と考える必要があると思います。こういうのはポジティブ宗教系組織構成員もよく考えるとこですね。

ヒビキアマカム


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