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230818_尺度を振り払う

世界の至るところで使用されている尺度。

その尺度が世界を作っていると言いますか、立体的に感じることができる世界を作っていると言えますが、尺度というものをもしかしたらいったん振り払ったほうがいいのかもしれません。

尺度というものは誰かがこさえてきた概念で。

その概念を持って現実世界を見てしまうから、自分本来の世界が消失してしまいます。尺度や概念というのは思い込みで世界を見ると言い換えることが出来ます。
思い込んだら、思い込んだ通りにしか世界を見ることが出来なくなります。

【2本の地平線にまで続く線路は交わるのか?】
という問題がありますけど。

地平線までの距離という尺度や線路は直線であるという前提などを置くと視覚的に交わりそうな線路は交わることはないやろって結論になりそうだけど、世界が遠近法を持って展開されているという前提があるのなら、まっとうな考え方のように思えますけど、

世界は遠近法ではない
となったら、まあ線路は交わらないって結論はどうなのか?と思います。

結局のところ、世界が遠近法で展開されているってのは仮想イリュージョンと言いますか実在ではないと思いますから、遠近法前提ありきで展開されている理論とか尺度とかテクノロジーってのは、遠近法の世界だけで通用するものってことになりそうです。

ということで遠近法前提で使われているメートルとか兎に角、数値化されている尺度というものに対して日常、距離をおいて接した方がいいのだと御見ます。

クリスタル・フラーレン


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