240208_水が簡単に手に入ることにより
現代では蛇口をひねるなりコンビニなどで簡単に水が手に入ります。その結果、食事中の食卓に水分が入った容器が毎日、並ぶようになりました。
その結果、何が起きたか?と言うと食べ物を胃の中に入れる際に咀嚼力、唾液力、嚥下力を使わずに水分で食べ物を流し込むようになりました。
これは自分の育った環境を見ても実際にそうなっていて、確かに親とかビールなどの酒とともに食べ物を流し込んでいたなーという記憶があります。
使われなくなった咀嚼力、唾液力、嚥下力はやがて退化していきますが、その結果、起きるのがまず便秘、そして次に冷え性、次に自律神経失調、次に顎関節症、次に心臓まわりの病氣、次に歯周病、次に入れ歯、次に認知症とドンドン体が弱体化しています。
自分は明治時代の写真とか眺める機会があって、それを見ていてよく思っていたのは【何でこんな体つきが違うんだろうな?】ということです。
女性でも普通に米俵を4俵ぐらい担いでいる写真を見て、さらに不思議感満載でした。
また、かつての日本人は当たり前のようにバク転できる身体能力を持っていて、現代だとバク転はおろか、鉄棒の逆上がりが出来る人も少数になっています。
そうなったのもの、色々な要素があると思われますが、1つに水が簡単に食卓に並ぶようになったからであろうと推測しています。
食卓に水などとても並ぶようなことが難しい環境であった場合は食べ物を胃の中に流し込むには唾液の力を鍛える他ありません。
昔の人は顎の力とか凄かったのでしょう。
咀嚼自体が血流に大きな影響を与えていることは現代でも指摘されているところですがよく咀嚼し唾液力、嚥下力が十分に鍛えられていた人は頭も相当良かったのだろうと思います。
水が簡単に手に入るようになり、ますます咀嚼しなくなった現代人は脳に血流の対していかなくなりボケっーとしている人が多くなりました。それを補うように外部に別の脳みたいな機能を持つ人工知能を作り始めていますが、これが完成すると【どっちが本当の脳に価するのか?】と言われ始めそうです。
時代はパソコン、スマホが主流になり、口をポカーンと開けてスクリーンを眺める人も増え・・・。口がずっと開いていますからドライマウスまっしぐらな状態です。
こういう肉体の退化状態の進行を眺めて思うのは便利になるほど人間はバカになっていて。何かが簡単に手に入るような仕組みになるほど、何かが進行形で失われつつあってそれに注意しないといけないということです。
ヒビキアマカム
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