240703_現代の一般的な歩き方には体全体でのリズムがない
現代の歩き方とは街行く人が行っているごく一般に当たり前のようにおこなっている歩き方のことです。
土日とか散歩コースに行くと多くの人が歩いたりジョギングしていたりしていますがそのときに行っている歩き方、走り方でもあります。
ほとんどの人が同じような体の使い方をしているので一風変わった情報に出会わないとその体の使い方が自分に適したものではないとなかなか判るものではないのですが現代人の歩き方は上半身を左右前後に捻ったもので。あとその捻じれを加速させるように前に出ている足の反対サイドの手を前に出しているのが特徴ですね。
捻って捻って捻って推進力を得るみたいな感じでイメージはバネをギュッ~と収縮させて手を放してビヨーンと収縮させたときの力を解放させるみたいな感じですかね。
んで解剖学的な話で骨盤がそういう捻るような動きしか出来ないようになっている話を聞いて【本当かよ?】と思いました。人類は過去に幾らでも定説というものを作ってはその定説を上書きしてきていますからね。
コロコロと時の経過とともに説を変えてきているので【この話は未来永劫変わることはありません。固定化された正しい結論です。】というような主張をする人間の言うことは必ず眉をひそめて聞くようにしています。
当然、上半身捻っているのでチリツモ的に代償を負うことになると思うのですが。また爪先を無理矢理に近い形で前に出すのでこれまた下半身にも代償を負うことになります。代償を負って進んでいる割には言うほど前に進んでいるわけでなく。確かに無理矢理、早歩きしたら早く進んでいるように見えます。
そして何よりも現代に浸透している歩き方には体のリズムが感じられないところがあります。無理に足を前に出して上半身を捻っているのでそりゃーリズムなんてものはありゃしないのすが、体全体の連動性リズムを感じる歩き方をやってみると確かに上半身と下半身の連動性リズムを明白に感じて、如何に現代に浸透している歩き方に体のリズムが感じられないのかよく判ります。
こういうリズムを感じられない歩き方をしていると確かに体を壊していくよね、と思います。
ヒビキアマカム
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