いい靴に出会うとどこまでも歩いて行きたくなる


2015年頃膝を本格的に痛め、かばって歩いていたことでヘルニアの症状が出たり坐骨神経痛の片足全体が痺れる症状が出たりしていた。
そこにコロナが流行し圧倒的運動不足となりストレスによる過食も増え、体重増加により、より歩きにくい体に。
2021年あたりから足に負担がかからない靴を求めて数か月に1足購入してみたりしたけど、中々合う靴が見つからない。
足のサイズ測定をしてもらえる店で測ってもらい購入した靴、足が楽になるという謳い文句の靴、人気のメーカーの靴。
私の足は元々内反小趾で小指に痛みがあり、足底筋膜炎の痛みで土踏まずの痛みがあり、腓骨筋の問題と思われる足の中央の外側の骨に痛みがあった。
そこに、膝痛の後から外反母趾気味になり親指の付け根の関節全体が痛くなることがあり、かばって歩いていると人差し指と中指の付け根が痛くなるという困った状況であった。結果からいうとハイアーチなので偏平足インソールの入っている靴は合わないということがわかった。
が、足の指が痛い問題は続くのである。


2023年になり、Instagramにたまたま表示された広告にてベアフットシューズの存在を知ることとなる。
この靴の特徴は2つある。
1. 最近のシューズは機能性が高すぎて足本来の機能(特に足裏)が使えなくなってしまっている。ソールの薄い靴を履いて機能を徐々に回復させていき鍛えていく
2. 指の部分を広くとってあり、指がぶつからず本来指が使うべく力を使えるように鍛える

主に2を目的に購入したVIVOBAREFOOTの冬用ブーツだがとても良かった。
指が解放されることにより、今までこんなにも指の痛みを抱えていたということを初めて理解した。靴底が薄いので黄色い点字ブロックがダイレクトアタックしてくるがすぐ慣れた。履き始めはすぐ疲れていたが今は数時間なら歩き続けることも可能だろう。
何よりも冬の寒い日で調子が悪い日は両足で1段ずつおりていた階段が、今ではゆっくりであるが片足で1段ずつおりられるようになっている。
少しずつではあるが確実に機能が回復している実感がある。ベアフットシューズは他の人にもおすすめしたいと思い記事にすることにした。

デメリットを上げるとすれば、自分の場合だがプライベートではもう普通の靴や先の細い靴を履きたくないと思うようになったこと。
ポインテッドトゥの靴が好きだったが今はもう履こうとも思わない。
おしゃれが好きな人には向いてない。
旅行が好きな自分にはたくさん歩けるほうが幸せを感じるのでもうやめられないのである。

日本で購入できるメーカーはいくつかあるが、基本的にトレッキングやスポーツ等で使用するスニーカーが多い。
ブーツだとVIVOBAREFOOT以外だと探すのに時間がかかるかな。
店舗もあるそうなので迷っているなら一度履いてみて欲しい。
靴の中で滑ったりしないので、おすすめのとおり素の足のサイズから+1cm~+1.7cmサイズを選ぼう。


人生は長い。少し先の未来を考えているなら選択肢に入れてみて欲しい。



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