パンの工場(こうば)、保健所の許可申請をする

保育室のスタッフに無理言って来たもらい、私は、保健所からのパンこうばのチェックに立ち会いました。

申請前に必要な設置基準の相談(無料)に行き、指示された通りの物だけを準備しました。本やネットでも情報は手に入るのですが、前もって一度行かれる事をお勧めします。

すでに、電話や相談で情報は伝わっていて、なんとなく顔見知り感も手伝って、検査も10分弱程で終了。あっさりと許可をもらえました。(許可通知が数日後に郵送されます。)

こうばの許可も貰い、後は始めるばかりで、パンを焼く嬉しさイッパイ…のはずが、
なんだかそうでもない私。

理由は、場所が、実家だから。

物件(土地)を見つけるまでの間…という事で始めたのですが。

実家は、私が小さい頃から両親の夫婦喧嘩が酷い、今で言う“崩壊家庭”でした。子どもの時から、30代後半まで、父親とはまともに会話をしていません。
フランスに行った5年間は、自分から連絡もしてないです。

今では、両親共高齢になったし、二人のコミュニケーションの下手さが、育ちの背景にあった事も承知だったので、“昔の事だし、もういいや”という感覚でいるのですが、40後半になった今でも実家に帰ると、(滅多に帰らない)なんだかテンションダダ下がりです。

そして、高齢になった二人の更に老いた様子を見るのもまた、それに拍車をかけます。

こんな風にしながら、皆、現実を受け入れていくようになっているのでしょうか…。

なんだか、子ども時代から30代半ばまでは、漠然とひたすら苦しい人生だったので、今からは、好きな事で少しでも自由に生きていくには、どうしたらいいかな、と試行錯誤していくであろう事を、ここに残していきたいと思っています。


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