マルシェデビュー

その名の通り、マルシェにパンを出してみました。

1ヶ月ほど前、友人から声をかけてもらい、
職場で行われる小さなマルシェに参加させて
もらえると。

ミキサーもオーブンも小さい為、出す量も種類も
限られてきます。
よって、バゲットトラディション生地のパンとカンパーニュのレーズン入りを2種、出すことにしました。
ただ、カンパーニュは、生地の目詰まり感が納得できず、何度も試作をしました。

※食品は、包装して売る必要があるので、この後袋に入れて販売しています。

早朝の低い気温で、予想以上に発酵に時間がかかり、カンパーニュは、やっぱり目詰まり感は否めない結果になってしまいました。

話は変わって、たまに粉が数種混じっているパンを
買います。
スーパーのは、当然添加物満載なので、
口当たりも日持ちも良く軽いです。

パンに興味のない人、というか多くの人が、パンは、添加物が少なくて、軽くて口当たりが良いもので、
数日は日持ちするものと思っているようです。

それって、スーパーで買う添加物満載の
パンになります。
ただ、油脂、乳製品を混入すると口当たりは
良くなり、多くは菓子パンになります。

カンパーニュ生地を自家製酵母なんかで作ると、
重さがあり、フンワリ感などないです。
湿り気があって、日持ちはしません。
ただ、これに添加物を加えると、
俄然口当たりが良くなります。

添加物の悪口を言うつもりはないです。
実際、品質保持には欠かせないので。

ただ、口にしなくても良いものではあります。

しかしながら、今フランスの製粉メーカーのHPを見ると、ミックス粉の品揃えが恐ろしく凄いです。
バゲット以外ほぼミックス粉で出来るようです。
見た目、健康に良さげな“昔風田舎パン”でも
ミックス粉があります。
日持ちも口当たりも風味も良くなるヤツ満載で。

日本も当然、ミックス粉の需要が
増えていくでしょう。
パン屋のパンだから、無添加というわけにはいかなくなります。今でもそうなので。

健康に良いと選んでいるどこぞの高価なパンが
実は添加物満載だったりしてます。

異様に高価なパン、数種の粉が混じってるのに柔らかいパンなどは、よくよく疑って欲しいと思います。

パンの目詰まりを試行錯誤しながら、最近そういう事を考えたりします。

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