メンクリ日記 20230925


先生「どうですか?」
私「……(長考)よかった、です。」




私から話したこと


・知能検査を受けた。かなりよかった。
・それに付随して色々周囲の人とコミュニケーションをとる機会ができて、それもかなりよかった。


 知能検査の結果については別記事で触れています↓


 この記事では今回の知能検査の結果を踏まえて、検査のネタバレを避けながら要旨をまとめていきます(言われたら実践)




ホットトピック

・「思ったよりでこぼこしてないね」
・「レッテルを貼られてきた」というレッテルを貼る
・「良い環境にいればよくなる」






・「思ったよりでこぼこしてないね」


 発達障害(今は神経発達症と言うらしいが、ひとまず)の人は4つの指標で大きく差が出ることが多いらしい。
 私の場合はワーキングメモリー114・処理速度96で18の差が出ていたのだが、それ以外は割と大きなブレもなく。自分自身も思ったより低いところが低すぎないことに驚いたというか、全体的にもっと下だと思っていた。

 低かった下位検査についても改善の余地があるというか、トレーニングで少しずつどうにかしていける分野な気がするのでそこはかなりほっとした。
 焦らないでやれば積み上げていけるという希望が持てるの、本当に安心する。



・「レッテルを貼られてきた」というレッテルを貼る


 私は判断が苦手というか、嫌い。やりたくない。
 その理由を「優柔不断」とか選び取る能力の欠けだと思っていて……今でも思っているし多分半分は合ってるけど……「選ぶこと」が基本的に他者からの評価を伴うから忌避しているのかも、と思った。
 能力もだけど、それ以上に、過去の体験に由来している。
 ……かもしれない。(優柔不断)

 選ぶ様子をずっと監視されているし、何を選んでもどうせ「正解」にはならない……という感覚が、めっちゃある。

 低かった下位検査について先日の結果報告スペースでも触れたのだが、「見えているのに気にならない」という感覚がとても強かった。
 最近SNSで「共感力の低さを指摘されて落ち込んでいる」という旨をダラダラ書いていたのだが(みなさんすみません)、共感力の低さ、優柔不断さ、それを実感するときに共通する感覚がある。

「どれを選べば正解なんだろう」という感覚。
 常に他人に「評価される」という感覚。

 それらは「宗教二世という自覚」に起因している。

 正解しないと父に怒られ、母に泣かれ、きょうだいから殴られる。
 神は見ている。いつかお前を地獄に落とす。

 この不安からずっと抜け出せないでいる。



・「良い環境にいればよくなる」


 とはいえ最近は周囲の人に恵まれて、色んな場所に連れてってもらったり話をじっくり聞いてもらえたりして本当に穏やかな海のような気持ちになれることが増えた。
 愚かでなんの価値もない自分に寄り添ってくれて、言語が通じそうになくても付き合ってくれる人たちの温かさに触れている。

 蒸発からずっとお世話になっている親戚が私の回復を泣いて喜んでくれている。
 うちに来たときはこの世の終わりみたいな顔だったのに、今はハキハキこれからの未来の話をしてくれて、こんな日が来るなんて本当に嬉しいと。

 いま私が頑張れていることは小学生から付き合いがある友人の存在も大きくて、親戚は友人にもめっちゃ感謝している。友人もその喜びを素直に受け取ってくれる。
 ずっと身近で観測してくれている第三者のありがたみを実感している。

 先生から下位検査の顕著な低得点について「外傷性の障害が大人になっても残ってるってことなのかな」と言われた。
 選択へのトラウマ、「評価され続けている」という感覚、その焦りが足を引っ張っているのではないか。的な。

 まずは不安の解消だと。

 私が目に見えて回復していると先生も認識してくださっているようで、「今置かれている環境がいいかんじなんだから、良い環境に落ち着ければよくなっていくんだと思うよ」とのこと。
 ウソップだってゾロみたいな劇的なレベルでなくともちゃんと強くなってんだから……て言うてた。今日からCV山口勝平様で行かせてもらう。

・不安を解消する
・それをじっくりやれるような良い環境に身を置く
・落ち着いて、ちゃんとやっていけば、できる

 こんなかんじ。

「実際はこんな能力低くないのかもね……」と言われて興奮した。




所感


・頭がとてもすっきりしていた
 今まで以上に「話せる」感覚があった。先生に初めて話すようなこともたくさんあって自分でも驚いた。
 多分最近の「環境の良さ」の実感と、それを踏まえた知能検査の結果、結果報告スペースのおかげで自分なりの要旨をうまくまとめられていたんだと思う。

 改めて知人のみなさん、本当にありがとうございます。



今後

・人に頼る

 これ。

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