保育園見学に行こう!
こんにちは。
保育園で園長をしているSanaminaです。
今日は保育園見学についてのお話をします。
みなさんはお仕事の都合や家庭の事情により、
お子様を保育園に入れると決めた時
どんなお気持ちですか?
まだ赤ちゃんなのに預けていいのかな…
大丈夫かな…
そんな気持ちを抱いている方もおられると思います。
本当はずっとお子様と一緒にいたい。
みなさんそう思っていることでしょう。
でも仕事は始めたい。
仕事とは別の事情もあると思います。
「保育園に預ける」という選択肢は決して悪いことなんかではありません。
保育園で園長をしている私からしてみれば、むしろ良いことだと思っています。
でも預ける側からすれば心配や不安があると思います。
子どもが起きてる時間の1日のほとんどを保育園で過ごすのですから。
だからやっぱり子どもにあった保育園を選びたいですよね??
子どもの未来を考えて保育園を選んでください。
保育園はただ子ども達の面倒をみてお世話をしているわけではありません。
それぞれに理念や特色があって、それに基づいて保育をしています。
どこの保育園がいいのか、いっぱいいっぱい調べて実際に保育園見学に行ってみてくだい。
そしてその保育園見学。
実はとても大切です。
施設内を見るだけじゃなく、話を聞くだけじゃなく、リアルに自分から質問もしてみてください。
その会話のやりとりで、働いている人たちの雰囲気を生で感じられるんです。
お子さまが毎日過ごす居場所となる先生達の雰囲気は重要な決め手にもなるはずです。
そこで、
私が保育園見学で実際によく受ける質問をいくつかお伝えしますので、保育園見学に行かれる時の参考にしてみてください。
その0 園見学に行く前に
実際に保育園見学に行く前に
ホームページやパンフレットなどは事前に見ておいてください。
保育園によって、理念や特色、提案人数、環境、施設の作りなど様々です。
しっかりと目的やねらいを持って保育しています。
1日のスケジュールも見ておくのもいいかもしれません。
遊び、自然、スポーツ、音楽、学習、英語、食育など、どこに力を入れているのかがわかります。
お子様にどんなふうに成長してほしいかを考えて選びましょう。
保育園なんてどこも同じでしょ!と思って見学に行くと、どこにすればいいのか選べなくなって、また1から考え直しとなりかねません。
まずはどんな保育園が良いかをある程度決めておくことをおすすめします。
その1 保護者参加の行事
入園式、卒園式、保育参観、運動会、親子参加型遠足、クリスマス会、生活発表会、音楽会…etc
お家の人が参加出来る行事は、保育園によって様々です。
開催の曜日
どんな行事があるのか
これはよく聞かれます。
行事がない保育園、行事に力を入れている保育園、行事が盛りだくさんの保育園、気になりますよね?
保育園の特色のひとつです。
その2 延長保育
保育園によっては延長保育が利用できるところがあります。
何でもかんでもではありません。
仕事の都合や家庭の特別な都合の場合です。
・何時から何時までが延長保育となるのか。
・夕食は提供してくれるのか。
・延長した場合の料金設定。
・土曜日の保育は利用できるのか。
・そもそも出来るのか、出来ないのか。
保育園や地域によって異なりますが、必要なのであれば質問しておきましょう。
その3 食物アレルギー
食物アレルギー児は、年々増加しています。
入園時はまだ赤ちゃんでミルクや離乳食の場合、食物アレルギーを持っているかどうかはわからない状態の子も多いです。
そのため、意識から外れがちですが重要度は高いです。
食物アレルギーについての配慮や対応方法は確認しておきましょう。
代替食や除去食を用意してくれるのか。
個別にお弁当などの持ち込みが必要なのか。
ちなみに、保育園ではお家で食べたことのない食材は提供しません。
保育園で提供される食材はすべてお家で一度は食べる必要があります。
お家で食べた時に反応があれば、すぐに園に伝え、病院で検査してもらうようにしましょう。
※お家で初めての食材を食べる場合、保育園に行く日の朝は避けましょう。
万が一、アレルギー反応が出たら大変です。
その4 毎日の持ち物
これも保育園によって様々です。
お着替え、水筒、歯ブラシ、帽子、オムツ、食事用のタオル、食事用エプロン、布団、、
毎日使うものはたくさんあります。
これを毎日洗って、毎日持っていくことを考えるとかなり気が重くなりますね…。
どの荷物をどのくらいの頻度で持ち帰って、持って行くのかは知りたいところです。
近頃は
いろんなものがサブスク化され、毎日の持ち物も減りつつあります。
私が勤務している保育園も、食事用の口拭き、エプロン、オムツはサブスクを導入しています。
保育園と保護者、両者win-winな感じで、とても便利です。
毎日忙しい方には素晴らしい味方になること間違いなしです!
その5 連絡帳の方法
保育の現場もICT化が進んでおります。
今までは連絡帳はノートが主流でした。
保育園との連絡方法も電話でした。
今は連絡帳アプリを導入して、スマホからサクッと送れる時代です。
保育園への連絡もアプリを通して、申請するだけ。
時代は変化して進んでいます。
どちらが良いとか悪いとかはありません。
ただ、間違いなく今後はさらにICT化が進むでしょう。
その他
使用済みオムツの廃棄方法(持ち帰るのか、園で処分してくれるのか)
園庭がない保育園ならよく行くお散歩場所
体調不良の時の預かりについての基準
これらもかなりの確率で聞かれます。
いかがでしたか?
少しでも参考になれば嬉しいです。
なによりも実際に足を運んで行ってみてくださいね!
お子様が過ごす場所を肌で感じてみましょう。
今回のお話はこれでおしまいです。
また次のお話でお会いしましょう!
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