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交換日記

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コロナ禍に会えなかった友だちと久しぶりに再会し、交換日記を始めることになりました。会えなかった期間、そしてこれからの思い出をもっと共有したいね。
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#映画

「ずっとそう言ってほしかった気がするから」

家族考 先日のみなみちゃんの日記をうけて すべてに深く共感した。家族という、当たり前の顔をしているが不思議な共同体… 親に老いが近づいてきている、とてもわかる。からだも考え方も。 いまだに帰省するたびに、率先して私のスーツケースを抱える父を見て「無理せずに…!」と思ってしまう。 でも「俺がやるからいい」と頑なに私に荷物を持たせない。その頑固さは年々強くなっていて、おっと祖父に似てきたぞ…と娘は思っているよ。「じいさんは頑固だ」といつも言っている、あなたの父そのものに。

拝啓、はるちゃんへ

はるちゃんとの交換日記2回目。 私が書くのは初めてだから、1回目のはるちゃんのタイトルに倣って呼びかけてみたよ。 はるちゃんのこと出会ったのが2018年だったこと、もう忘れてしまっていた。 誤解しないでほしいんだけど、私は時間を追うのがとにかく苦手で、自分の年齢さえもしばしば忘れてしまうほどなので、はるちゃんとの出会いが大切だったのはまちがいないよ。 きっかけはFilmarksのサポーター同士が集まるイベントだったね。(またああいう集まりがあるといいなぁと思うけど、コロナ

拝啓、みなみちゃんへ

友人のみなみちゃんと私で、交換日記をはじめます。 第一回は自己紹介でお送りするよ。 2018年に時を戻そう 東京ではない街で生まれ育った私にとって、 自らの力で自由を手にして、好きなことや好きなひとに囲まれている「東京の人たち」は眩しくて憧れだった。 みなみちゃんは私にとって、まさにそんな眩しさそのもの。 軽やかで聡明でキラキラしていて(物質的にも、いつもキラキラしたアクセサリーや服を纏っているし)、日々を存分に楽しんで、流行のものから芸術分野まで知見があり、「自分」と