Cirque du Memoirs-matinee-（にほへし再録1）

発行日：2020/02/23
ジャンル：とうらぶ（にほへし）15冊目
表紙：レインボーペーパーに白押さえ・クリアPP加工+浮き出し加工
（カバー）
　　　ホワイトポスト180㎏・クリアPP
　　　表紙2-3FC印刷（本体）
本文：星の紙（ホワイト）
遊び紙：トレーシングペーパー+FC印刷
　　　　里紙（もみじ）+墨印刷

表紙＆カバー

再録本の装丁の話をさせてね！
カバーがレインボーペーパーにPPで傾けると目とか背景とか虹色に光るよ！タイトルは浮き出し加工で触るとポコポコしてる。
カバー下はアートポスト180にPP
表紙裏は舞台裏や舞台袖のイメージ。
遊び紙は上がイラスト入りトレペで下が里紙に墨印刷
感無量だ〜😭😭😭😭😭 pic.twitter.com/RaQ9onFJhG

— 南🦞3/15　5号館 ク12a【スパイス御殿】 (@373_pic) February 24, 2020

今回この本を作るにあたり最終的に全く同じ装丁で追ってもう一冊出すことは確定していたのでそれぞれの絵に合うか合わせ位置は大丈夫か、ラメやメタルとの相性はどうかと試し刷りを4回やってます（笑）総集編として大きいものを作るのは初めてだったのでやりたいことを全部詰めました。
最初はカバーの顔面部分をトムソン抜きして下の本体をラメPPにして覗かせてラメ＆メタルギラギラ！って感じで行こうと思ってたんですが試作段階で耐久度と保存性が悪い＆瞳にレインボー紙を透かせて偏光させたほうがかっこいいということがわかり仕様変更。結果したから見せる必要もなくなったのにカラーonカラーで両方にPPかけるとか贅沢なことになってますけどいいのだ…自己満足なのだ…。
メタルペーパーやレインボーペーパーは結構好きで何度か使ってるんですが濃度を変えての白押さえは今回初めてです。背面の放射線状の所に汚し加工っぽい感じで濃度を変えた白を引いています。（下は修正前なので細部はちょっと違うんですけど白押さえデータです）

浮き出し加工は絵柄がガチャガチャしてたのでいまいちぱっと見わかりにくいかもなんですけどタイトルに入ってます。触るとポコポコしてます。
A5サイズの本作るのが初めてだったのでいろいろわからん過ぎて大変でした。

印刷所の作成可能なカバー幅が2センチまでだったのでマックス2センチの背幅の本に絶対したいの思い頑張りました。角ピシの固そうな鈍器が出来て私は嬉しい…
続編も同じ幅の全く仕様の同じ本を出す予定ですがこの本に収録作以降結構長めの話ばっかり描いていたので同じページ数ぐらいだと3～４冊分ぐらいしか纏められなそうかもしれない…まいっか☆

遊び紙

透明トレペの印刷はしまや出版さんのオリジナル柄で、入稿日にこの柄がリリースされて運命か？って思ったので当初と予定を変えて入れました。新柄だと藤柄とかもあったからへし界隈の方は是非是非（露骨なダイマ）
下に敷いてる赤い特殊紙の遊び紙＆口上印刷も最初は予定になかったけどなんか脱稿ハイで盛ってしまった（笑）結果的にいい感じになったので良き。

本文の後書きで結構書いたのでサラッというとトータルイメージはサーカスです。
裏表紙のお馬の絵はにほへしで初めて作ったグッズの絵を流用したんですがあまり人気はなかったけど私的に凄く気に入ってるので今回日の目を見せてやらねばと組み込みました。
1冊ずつでも完結するデザインでなおかつ2冊つながるデザインになる予定なので色々制約の多いデザイン組でしたが楽しかったです。
デザインにめっちゃ時間かけて本文も半分以上新規で描き直したり描き下ろし描いたので再録というよりは新作を書いてる気分に近かったかもしれないです。多分全部込みだと2か月半ぐらい作業してた気がします。

ノベルティ

チケット風しおり：ファーストヴィンテージFC（金インク追い刷り）
ペーパーバッグ：クラフトペーパーFC

サーカスのイメージでチケット風しおりとペーパーバッグを作りました。
どちらもクラフト系の紙でヴィンテージレトロ感を狙いました。
チケットはミシン目が入っているので半券を切り取れます。
番号は完全ランダムで本誌で指定したお席の方は次回公演無料ご招待（総集編の②を無料進呈）という特典付きでした。
公演日は初出し発行日の春コミにしてあります。

印刷

カバー：プリントオン
本文：しまや出版
チケット：プリンパ
ペーパーバッグ：グラフィック印刷