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お爺さん(74歳)の思い出 その10 「伝統の一戦」を振り返る プロ野球・巨人―阪神戦

プロ野球巨人と阪神による「伝統の一戦」ので通算2000試合の節目を過ぎて記憶にも記録にも残るライバル対決を振り返る。
 名場面が多い伝統の一戦 東西の雄は草創期から覇権を争った。東京(現巨人)は1934年、大阪(現阪神)は35年に誕生。初対戦となった36年7月15日は大阪が8―7で勝9月25日には東京の沢村栄治が甲子園で史上初の無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。この年の秋季は東京が大阪との優勝決定戦を制した。
 太平洋戦争末期には東京の沢村、大阪の景浦将ら人気選手が戦死する悲劇もあった。戦後の再興を支えたのは、巨人の川上哲治と阪神の藤村富美男の名打者2人。川上の「赤バット」に藤村は「物干しざお」はあまりにも有名。
 歴史的一戦といえば59年6月25日に後楽園球場であった史上初の天覧試合(天皇陛下がプロ野球を球場で初観戦)で巨人の長嶋茂雄が村山実からサヨナラ本塁打を放つ劇的な結末。王貞治との「ONアベック本塁打」の始まりにもなった。
 73年は優勝を懸けた10月22日のシーズン最終戦で巨人が甲子園で9―0の圧勝。怒った阪神ファンがベンチに乱入する騒ぎになった。
 この時期は長嶋と村山、王と江夏豊のライバル対決も熱を帯びた。
 79年には江川卓の巨人入団に絡み、小林繁が阪神にトレード移籍。小林はこの年、巨人戦で無傷の8連勝をマークした。
 阪神が初の日本一となった85年には、甲子園で阪神のランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布による「バックスクリーン3連発」があった。
 平成では99年に阪神の新庄剛志が敬遠球をサヨナラ打。2005年は優勝マジック1の阪神が甲子園での巨人戦でリーグ制覇を決めた。
 2000試合で巨人の1094勝835敗71分け。令和でも新しい物語が紡がれていく。

思い出の多い巨人阪神戦。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続きよろしくお願いします。

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