マガジンのカバー画像

日本のビッグビートディスクガイド1995-2001

108
1995年~2001年のビッグビート最盛期にリリースされた日本産ビッグビートのディスクガイド。解釈に大きく幅があるので原理主義者向けではないです。
運営しているクリエイター

#ディスクガイド

Atomic Soul Experience / Sharona

+αの企画として、今週からの5回は当時、色々出回ったりしていたブート音源を紹介しよう。…

Izumi Sakai + Yasuharu Konishi / Can't Take My Eyes Off Of You

さて、これで100本一区切り。最後は小西康陽かCaptain Funkの仕事にしようとおもっていたの…

森高千里 / 見たとおりよ私 (Noisy Instrumental)

90年代後半の森高千里は、音楽的にも知名度的にも円熟期で、ユーモラスな独特の森高節の歌詞…

Towa Tei / Congratulations!

テイトーワはドラムンベースや2ステップへのアプローチは早くから初めていたり、2ndのSound …

Fab Cushion / Channel Out

Fab Cushionは今はドラマや映画、CMなどの劇伴などの作曲家として活躍する井筒昭雄のソロユ…

Arm / Index 68-87 (Armedphone Tour)

ArmはTanzmusikのメンバーでもある久川大志のソロプロジェクト。Armは何よりもこの作品が収…

Take Rodriguez And His Exotic Archestra / Bump 'N' Grind (Remix)

Take rodriguez And His Exotic Archestraは、2000年前後の東京アンダーグラウンドテクノの鬼才中里丈人のソロ(?)ユニット。無数の名義を使い分けながら、自身の丈ディスクやSonic Plateから作品をリリースしており、その音楽性もテクノ、ダブ、エクスペリメンタルなどジャンルを一貫性を持ちながら、縦横無尽に蹴散らしていた。このTake Rodriguez名義では、ラテンブレイクビーツを披露しており、そのサウンドはsenor cocon

Dataspeaker / Diamond Buffalo

DataspeakerはAKAKAGEもリリースしていたLow BlowというS-KENプロデュースのレーベルのブレ…

Suicide Sports Car / Spicy Step (diamond spy Mix)

スパイものはビッグビートのたしなみ。なので国産トラックでもこの時期、スパイものがいくつ…

Ram Jam World feat. Melodie Sexton / Searchin' (Original Mix)

三宿WEBといったら、朝本浩文は欠かせない。90年代の日本のポップミュージックにエンジニア…

DJ Kanamura / てをつなごう

レコード会社のバジェットがいっぱいあって、かつ、クラブシーンへの欲目がいっぱいあったか…

Takashi Koshima & Arisa Chiba, Sayo Nagase / mc Sister on the wheel of steel

モデルつながりでこんなのはいかがでしょうか。当時の10代向けファッション雑誌mc Sisterの…

H / James Electric Regan

レコードバブルとモンドの流行とモデル界隈のクラブミュージックへの欲目という、いかにも90…

Buffalo Daughter / Silver Turky

Buffalo Daughterについては、どこから書いたらいいかわからない。元ハバナエキゾチカから派生したバンドにデザイナーでもある山本ムーグがターンテーブルで参加して、Beastie BoysのGrand Royalからデビューして云々というのは、なんだか紋切り型すぎるし、かといって当時の空気を含めて書こうとしたら、当時の雑誌資料を100冊くらい抱えてこないといけない。このSilver TurkyはGrand RoyalからリリースされたCaptain Vapour