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日本のビッグビートディスクガイド1995-2001

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1995年~2001年のビッグビート最盛期にリリースされた日本産ビッグビートのディスクガイド。解釈に大きく幅があるので原理主義者向けではないです。
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2019年10月の記事一覧

Wack Wack Rhythm Band / Quick Tailored Jam

90年代、Wack Wack Rhythm Bandはクラブシーンとライブシーンの両方の箱で人気を博していた…

Cymbals / Show Business

Cymbalsもまた90年代後半に出てきて、クラブミュージックの手法を取り入れながら、ロックバ…

Nona Reeves / DJ! DJ! (When Have I Done To Deserve This?) (SWG Remix)

ノーナ・リーヴス(Nona Reeves)も1990年代後半の東京のロックシーンから頭角を現したバン…

Sunny Day Service / Slowrider ( Eiji Sugiura Indisko Mix )

Northern Brightのギター、ボーカルの新井仁がサポートギターで参加したり、DJでも一緒にイ…

Northern Bright / Pulp Flavour

前回のSoul Missionのメンバー島田正史が参加していたバンド、Northern Brightもまたビッグ…

Soul Mission / Jackie In Action

Soul MissionはロックバンドNorthern Brightの島田正史率いるモッズインストバンドである。…

Cornelius / Volunteered Apeman (Disco)

Nigoと当時交流があったアーティストといえば、Corneliusこと小山田圭吾も忘れてはならない。Cornelius自身の海外進出の本格化は1998年の3rdアルバムFantasma以降だが、このVolunteered Apeman (Disco) は2ndの69/96の収録作。ディスコというタイトルがついているが、アルバム全体のトーンに合わせたメタルなギターサウンドが暴れまわるいわゆるデジロックチューン。全体にノイズがのったサウンドがエレクトロニックな印象を作っており

Nigo / March Of General

UKのクラブシーンと日本の関わりと言うと、Mo'Wax周辺と東京のヒップホップシーンは欠かせな…

Kensuke Shiina / Ring Of Fire

UKのPussyfootとの交流が深かったアーティストとしては椎名謙介も忘れてはいけない。椎名謙…

Lego / Contemplation

Legoという非常にググりにくい名前のユニットは、永山学らによるユニット。永山学は90年代の…

Medeski, Martin & Wood / Sugar Craft (Yuka Honda Remix)

NYのジャズファンクジャムバンドMedeski, Martin & Woodの中でもキャッチーな楽曲をCibo Mat…

Truby Trio / A Go Go (DJ Muro Mix)

ドイツのニュージャズレーベルCompostの看板ユニットTruby Trioのトラックの中でもフロア度…

Jacknife Lee / Bursting Off The Backbeat (It's Man's Man's Field Mix)

アイルランド出身で現在はU2やKillersも手掛けるロック系の売れっ子プロデューサーのJacknif…

Combustible Edison - Bluebeard (F.P.M. Old Fashioned Mix)

FPMの出世作は実質、このリミックスだったのではないだろうか。ドイツのBungalow Recordsは日本のクラブポップコンピSushi 3003のリリースやEscalator RecordsやReadymade周辺との交流で、日本のアーティストを自レーベルの作品にも多数起用していた。Combustible Edisonはタランティーノの映画にも起用されたアメリカのラウンジポップユニット。FPMはよりバロックでよりゴージャスかつエレガントなリミックスに仕立て、大ヒットと