iPad pro(タブレット)をMacbook pro(PC)のサブディスプレイ(デスクトップ画面広く)にしてみた。(漫画、絵描き向き環境)

こんにちは。しょうが姐やです。

iPad proを手に入れてから「ipadを液晶タブレット兼デュアルモニタにして、ツール類とキャンバスのみで作業領域を分けたい」

と妄想していました。

先日、高校のデザイン科時代の友人N&Mに相談したところ

これがいいんじゃない?と勧められたので、とりあえずやってみました。

デュエットディスプレイというアプリ。

もともとは2400円もする有料アプリですが、期間限定で1200円で手に入れることができました(2019年8月27日現在)


ひとまずこういうサイトを参考に、順番にインストールしていきました。

説明が所々英語なので、グーグル先生に翻訳・質問しながらなんとなく読みます。

インストール中に出てくる英語の動画は要するに

「マック(PC)の環境設定の中の「セキュリティとプライバシー」の設定を変更して、「Duetを使っていいよ」と許可して」と説明しています。

説明も実際の画面を見ながら動画でやってくれるので
英語読まなくて大丈夫です。

詳しくはこちらの記事をどうぞ

あっさりできた。


↑iPad pro(右)で、Macbook(左)で起動しているクリップスタジオの、キャンバス部分だけ表示してます。

ちなみに、今回の検証環境は以下。

PC : macbook pro(Retina, 13-inch, Early 2015) / iPad pro (2015年/12.9 インチ)
OS : Mac OS Mojave 10.14.xx / iOS 12.4
タブレット:iPad pro 
お絵かきソフト :CLIP STUDIO EX / MediBang Paint pro
ペン:Apple pencil
ミラーリングアプリ:Duet Display

早速、お絵かきソフトの実験。

1:CLIP STUDIO EXを使ってみる。
(macbook内でクリスタ起動、機能の一部をipad proに持ってくる)

ただし、綺麗で繊細な細い線だと、歪に線が出るかもしれません。
(私はそういう線が引けないので検証不可能。笑)
なので、あくまで「補助」程度と思ったほうがいいかもしれません。

2:MacbookからMediBang Paint Proを起動し、一部をipad pro表示で使ってみる。

描き心地もよく、メディバンもDuetも重たくなかったです。
ただ、印刷レベルの画質、重いデータならわかりません。。

出先でのネームや下書きまでなら
ipad pro+ アプリ版MediBang Paintで作成して、

完成画像は適当にEvernoteとか、自分専用LINEとかに放り込んでおき

帰宅後にクリスタやメディバンできちんとペンタブ清書してもいいのかも。
ツイッターに上げるゆるい絵ならこの環境で十分です。

結論。

最初、Duet displayをエゴサーチして個人ブログのレビューを調べると「繋がらない、使えない」系の記事が出てきて、ちょっと躊躇してましたが自分で実験してみて良かったです。(とりあえず繋がらないということはなかった)

なので、出先ではipad+軽いお絵かきアプリで下書きして、帰宅後に液晶タブレット+クリップスタジオ+デュアルモニターで清書するのが一番いいようです。

最初調べた接続方法の「Luna Display」はドングル代(PCにさすUSBみたいなソフト )が3,600円、上位版になると8000〜1万円くらいになるので

1200円で導入できたDuet displayは優秀だと思います。

ひとまず絵が遅延なくタブレットでラフが書ける程度の動作であれば、Duet displayで十分だと思いました。

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