見出し画像

【Chinatris】ChinatrisRTAでよく使う複数結合まとめ その2【第4章~第8章まで】

はじめに

複数結合まとめその2です。
前回のはこちら。

実際の走りはこちら

あとせっかくなのでRTAinJapanの走りも載せておきます。
解説しながら走ってるので基本的なところはこっち見た方分かりやすいかもしれません。

今回は第4章から第8章までの形を載せます。


第4章

基礎的なやつ(木)

「沐」の位置も重要で
必ず右から3列目に作りましょう。

出現度★★★★★       作れる漢字「淋」「林」
重要度★★★★★
難易度★★

見たとおりといえば見たとおりです。
「淋」も「林」題目で問われる漢字(「淋」は後から出てきます)で、
本来「林」を2つ作るために「木」が4つ必要な所を3つに抑えてます。
ただ気をつけるポイントはそこそこあってうっかりで思った形にならないことも多いのでそのポイントを解説したいです。

まず「沐」の字ですが作るのに必要な「水」も「木」も非常に結合しやすい漢字なので最優先で組んでください。
特に「水」は他にも「淦」や「淡」にも使う上にまず題目に問われているのはこの2つの字なので目移りしやすいです。それらの誘惑に負けず「沐」の字を作りにいきましょう。

そして「沐」を作る位置ですが右から3列目に作って、右端の列に「木」が来るようにしましょう。
理由としては無駄な結合を回避させるためです。
「木」はマジで色んな結合をするのでなるべく漢字達に触れないように右端に避難させましょう。また「水」も右側に置く分にはあまり結合を起こしませんが「口」と結合を起こすことには気をつけましょう。

また、「木」が先に2つ来たときは右端と右から3列目に離して置いて「水」が来るのを待つのですが、「木」の左側から「水」を結合させる必要があるので、「木」の隣は常に空けておく必要があります。
「沐」を組むまでは左端の2列で他の漢字を組むか、左側の「木」の上で漢字達を結合させたりしましょう。

また周期的な話をすると1周期に降ってくる「木」は2つまでなので複数結合を起こす3つ目の「木」は第2周期から持ってきます。
そのため最優先で組みに行く割にはしばらく複数結合を起こすことはできません。なので盤面右半分はこの複数結合専用だと思っても大丈夫なくらいこの形で占拠し続けます。

基礎的なやつ(土)

「○」の部分は状況によって色んな漢字が入ります。
ただ何でもいいって訳ではなくそこそこ条件があります。

出現度★★★         作れる漢字「釷」「圭」
重要度★★★★★
難易度★★★★

なにか土台を用意してその上に「金」を置き、「土」2つで左と下の複数結合を発生させます。

この土台を用意するのが少し大変で、この土台と「金」を用意する前に「土」が来てしまったら組めなくなります。
一応第2周期の「土」を使いにいくのもアリかもしれませんが、「土」を置いた列がしばらく使い物にならなくなるのは結構痛くて漢字の管理も難しくなるので第1周期で組めなかったら諦めても大丈夫です。
組めたら組む位で組んでいきましょう。
また、注意点として「土」の右隣に「火」を置いても結合は起きませんが、その「火」が「炎」になると結合します。これがあるのでうっかりを無くす意味でも「土」の隣に「火」を置くのは控えましょう。

また、土台の漢字ですが右隣に置く「土」と反応しないものでなければなりません。
しかしその漢字がなかなかなくて、降ってくる漢字でいえば「力」以外は全部反応します。(火→灶、水→汢、木→杜、金→釷、口→吐)
その他でいえば「力」と「口」を結合させた「加」「另」「叻」でもいいですがどちらにせよ「力」が必要なので「力」がないとどうにもなりません。
しかし「力」は12個周期のうち1つしか降ってこないのでなかなかあてにはできません。早く来てくれたらラッキー、くらいのものになります。
ただ、もう1つ土台に適した漢字があってそれは
"基礎的なやつ(木)"で組んだ「沐」になります。

めっちゃ結合発生しそうな形してますがしません。

このような形でも"基礎的なやつ(土)"は成立させられます。
1つ目の「土」が来る前に「沐」を完成させる必要があるのでこちらもそんな高い確率ではありませんが、「力」頼みになるよりは高い確率で成立させられます。
また、「沐」さえ用意できれば他のパーツの干渉しない右側で作ることができるので「土」がなかなか来なくても他に普通に組む漢字達(「淡」とか「淦」とか)の邪魔になることもありません。
一応、理想型でいえばこっちの形のほうが理想になります。

リカバリー(ほぼ使わない)

出現度★         作れる漢字「淦」「釷」
重要度★
難易度★

一応形は載せましたがマジで滅多に組みません。
けどまあこういう形でも複数結合の形は取れるよ、ということで載せておきます。

第5章

第5章は複数結合というよりも組む漢字の順番が一番重要であることをあらかじめ書いておきます。
「王」を効率的に組むためで、周期が短いことも相まって初手「一」だった場合を除くと以下の順番で組めばほぼ確定で綺麗に終えることが出来ます。

「王」→「圭」→(ここら辺で左端に「王」を用意する)→「坐」→「玨」→「佳」or「垚」
で組んでみてください。(「佳」と「垚」はどっち先に組んでも良い)
マジでびっくりするくらい綺麗に組めると思います。
それらを踏まえた上で以下の複数結合があります。

組みたいやつ

最後の最後に組んでいきます。

出現度★★★         作れる漢字「佳」「垚」
重要度★★★
難易度★★★

「人」の上に「圭」を作りにいって複数結合の形を取ります。
ちょっと無理矢理感のある形ですが消去演出のカットに繋がるので頑張って組んでるようなそんな形になります。
「土」が一杯ありますがこの章の周期が土:人:一=3:1:1と5個中3つが「土」だったりするので結構この形には組める印象です。
1つの周期内で「土」が2つ来る前に「人」が来てくれた時は組めると思います。
気をつけるポイントとしては、この形を組むタイミングに注意が必要で、この形は最後の最後に組むようにしてください。
というのもこの章はいかに「王」をきっちり作れるか、がかなり大切になっているのでまずはこの「王」を使う漢字を最優先で組む必要があります。
具体的には「王」と「玨」があるのですがこの2つをきっちり組んでからこの形を目指してみてください。
他の章だと複数結合最優先になることが多いですがこの章に限っては複数結合は任意くらいで大丈夫です。(一応最速を目指す時には必要になるのでちょっとだけ重要度を上げてあります)

リカバリー

出現度★★          作れる漢字「圭」「垚」
重要度★
難易度★★★★

「土」が来る前に「一」が来てしまった時のリカバリー用です。
盤面に「土」が無い状態で来た「一」はほんといらない子になってしまうのですがせっかくなので土台として活用しようという形です。
ほんと少しだけ時間短縮する位の形ですがただでさえロスしている順目を少しでも緩和しようというようなそんな形になってます。
注意点としてこちらも組むタイミングには気をつける必要があって、
第2周期と第3周期の間くらいのタイミングで組むことになると思います。

まず、この複数結合に必要な「圭」は題目の漢字でもあるので1度「圭」を作ってからじゃないと盤面に保持できません。
また、この1個目の「圭」を作っている間にも「人」とか2個目の「一」とか降ってくるのでそれらを使って普通に漢字を組んでいく動きも同時進行する必要があります。
だいたいは第1周期と第2周期の「人」で「坐」を作って、第2周期の「一」で「王」を作ることになります。
それで使う「土」とか諸々換算すると第2周期の「土」が2個余ります。
その「土」で「圭」を組みましょう。
そして第3周期で「一」が降ってくる前に「土」が2つ降ってきた時にこの複数結合を組むことが出来ます。
もし、「一」が降ってきたらその時は諦めて「圭」の上に置いて「奎」を作る形にしましょう。
ちなみにこの複数結合で組む「圭」はこの「奎」に使います。

第6章

基礎的なやつ(3個消し)

「○」の部分は状況によって色んな漢字が入ります。


出現度★★★★★         作れる漢字「桂」「本」「埜」
重要度★★★★★
難易度★★

3個消せます。とても強いです。
左側は「林」になった後にその「林」が下の「土」と結合して「埜」になります。
また、右下の「○」は基本「、」を置くことにはなりますが、一応「木」でもOKです。「木」が序盤に固まって来た時は置くのもアリですが考えることが多くなるので慣れてきたら置いてみる、位の意識で大丈夫です。
基本「、」でいきましょう。
また、「一」についてはどのタイミングで来てもこの位置に置くことは変わらないので「一」に気を遣わなくていいというのも結構大きいです。
普通に組んでると「未」を作るために「一」のタイミングについて結構神経使うことになるのですが、それが無くなるのでかなり楽になります。
あとは周期について考えると1周期で「木」3つ、「土」3つ、「一」1つ(と「、」2つ)が降ってくるので一応第1周期内に組むことは可能です。
ただこちらも組むタイミングが大切で、他の題目を作った後にこの形を完成させるとより効果的に時間短縮することができます。

というのもこの複数結合で作る「埜」の字はなにか2つ消した後でないと題目に出てきません。
なのでこの複数結合を完成させる前に「杜」や「术」を作っておくのがいいです。
そういった事情があるのでパーツ的には第1周期で組むこともできるのですが、第2周期に入ってから作った方がいいです。
この、どちらにしても第2周期で作るというのが周期的なゆとりの上でとても助かる要素で、開幕変な偏り方をしても第2周期で組みに行こう、という方向に持って行けるのでその性質上100%効果的に組める形になってます。

ただ、注意点として左下にある「土」が他のパーツと結合を起こさないように気をつけましょう。
普通、こういう形で複数結合を起こすときは下の漢字はただの土台で形を問わないことが多いのですが、この複数結合ではこの土台も巻き込んで漢字を作っていきます。なので左下の「土」は絶対に「土」である必要があります。
この「土」が結合を起こさなければそれでいいので隣になにか置いても大丈夫ではありますが割と忘れた頃に結合が起きるので慣れないうちは隣になにも置かないようにするのが無難です。
とりあえず「木」を置くと「杜」になるし「土」は置いても何にもなりませんが、更に上に「土」を置くと「垚」になってしまいます。
また、「、」を置いても何にもなりませんが、その「、」も3つ積み重ねると「水」になって「汢」になってしまうなどほんと忘れた頃にやらかします。気をつけましょう。

形が格好いいやつ(ほぼ使わない)

見た目が格好いい。
それだけです。

出現度★              作れる漢字「玉」「米」
重要度★
難易度★★★

一応、形としては組めるよ、というので紹介しておきます。
「、」で複数結合を起こしに行きます。
とりあえず組めると見た目が格好良くなりますがそれ以外でそんなメリットがあるわけではありません。
「王」を組む場面の時点で既にリカバリーっぽくなりますし、最後の1個を「玉」とか「枉」にするか、位なのでもう1つ作らなくていいというので別に複数結合にする必要もありません。
なので完全に魅せプです。格好つけたい時に組んでみましょう。
余談として実はRTAinJapanで走った時にこれ組める形になってましたが、全く気づけませんでした。それ位普段から無縁の形ということでもあります。

第7章

基礎的なやつ

第7章の全ての基礎になります。
基本的にはこの形を繰り返していきます。
「土」の部分は「王」や「圭」でも大丈夫です。

出現度★★★★★           作れる漢字「沝」「汢」
重要度★★★★★
難易度★

第7章は第3章と似たところがあって、
「水」を一杯使うやつ(「沝」とか「㴇」)と同時に氵(さんずい)の漢字も組んじゃおうぜ、という考え方が基本になってます。
「人」が「水」になった感じです。
ただ第3章と違う所はこの形をずっと繰り返していくところです。
「沝」と「汢」が消えた後にもまた「水」を左端に置いて、1列空けた場所に「圭」や「王」を作ってまたこの形を狙いにいきます。今度は「沝」がそのまま残りますが、この「沝」も「㴇」の素材として必要なので大丈夫です。そしてこの「沝」ともう1つ「圭」か「王」のまだ組んでない方の漢字を作るとちょうどクリアに必要な題目をクリアできる感じになってます。(あとは「氽」と「氼」を別々に作る)
一応この章は16個周期なので「水」が偏って来ることも多いのですが、その時でも左端に「水」を積み重ねてなんとかこの複数結合を組めるように頑張りましょう。4つくらいまでならなんとかなります。(それ以上偏ったら妥協して「沝」組んでも大丈夫です)
また、もっと順目が噛み合うと以下の形に組むこともできます。

組めたら嬉しいやつ(3個消し)

条件がなかなか厳しいのでなかなか組めません。
ただ組めたときに3個消しできるのですごい時間短縮できます。

出現度★★           作れる漢字「沝」「氼」「汢」
重要度★★★★
難易度★★★★★

組むのは非常に難しいですが組めるとかなり嬉しい複数結合です。
別に組めなくても大丈夫です。組めなくても普通に上記の複数結合を繰り返し組みに行きます。
まず難しいポイントを解説しておくと右下の土台は「王」固定です。
他の漢字だと左隣の「人」や上に用意する必要のある「土」をうまく用意できなくなったりします。
そして「王」を組むのもなかなか大変で「土」を引いた後に「一」を引く、という順番が固定なので「一」が早く来すぎてもダメです。16個周期で2個しか降ってこない「一」でこの絶妙なタイミングで引くのがなかなか厳しいです。
また、下中央の「人」も16個周期で2個しか降ってこないので前半にうまく引けなければこの形にはなりません。
「水」はまあ黙ってても来るのでそこまで心配しなくても大丈夫です。
そんな感じで組むのにそれなりの条件が加わるので組めないときの方が多いです。ただ組めたときにはすごい時間短縮になるので最初の4手以内に「人」が来た時、そして早めに「王」を作れた時は密かに狙ってみる
くらいの姿勢でいましょう。

組めたら嬉しいやつを組めなかった時のやつ

妥協の形ですが結構見ます。

出現度★★★           作れる漢字「沝」「氼」
重要度★★
難易度★★

タイトル通りです。
"組めたら嬉しいやつ"の右側の部分がない形です。
前半に「人」来たのはいいけど「土」達が全然来てくれねえ…そして「水」が沢山来る…という時に妥協の形としてよく組みます。
この「水」置き場になる左端と「土」とかの旁(つくり)置き場になる右側の列の間の列に「人」の字がある、という状況はなるべく早く解消したいです。「土」を「圭」にしちゃうと「佳」となってしまい色んな漢字が無駄になる上に複数結合の形も組みにくい最悪の形になってしまいます。
なのでなかなか3個消しの形にならないな、となった時にはもうスパッと諦めてこの形で妥協してください。この形でも原則の複数結合からはあまり離れて無くてこれはこれで時間短縮は図れます。

第8章

大正義の形(3個消し)

土台の「灻」と「灶」は位置が逆でも大丈夫です。

出現度★★★★           作れる漢字「炏」「炎」「烓」
重要度★★★★★
難易度★★

題目6個のうち5個をこの形で組むことになるのでこの形を組めるだけで第8章がほぼほぼ終わります。
見た目はなかなか複雑そうですが周期と組み合わせて考えるとほぼほぼ確実に組むことが出来ます。
まず第8章の周期は火:土=2:2の4個周期とかなり単調です。
なのでまずは第1周期で「灻」と「灶」を作るのですが使う字は「火」2つと「土」2つとちょうど1周期で作れます。一応、開幕で「土」が2連続で来てしまうとこの形は組めないのですがその場合はもう1つのそこそこ早い複数結合があるのでそれを組むことになります(詳細後述)。
そして第2周期では「火」を左上、中央下に置いて、「土」2つを右上に置いて「圭」を作ります。これらの動きは全て順番を問わないのでどんな順番で「火」と「土」が来ても組めるようになってます。
最後に第3周期の「火」を真ん中から差し込んで終わりです。
注意点として第3周期で「土」が2連続で来た時は少し置き場所に気をつけてください(「圭」の隣に「土」を置くと「垚」になることに気をつけましょう)。
そして3個消しをした後に土台に使った「灻」と「灶」が題目に出てきて一気に消えるようになってます。見た目もめちゃくちゃ綺麗なので是非組んでみてください。

大正義を組めなかった時の形①

右端の「土」は複数結合には絡みませんが
大正義の形を組めなかった時はここに置くので
分かりやすくするために置いてあります。

出現度★★            作れる漢字「炏」「灶」
重要度★★★★
難易度★

大正義の形を組めなかった時(開幕「土」が2連続で来たとき)に組みます。一応リカバリーの形にはなりますが、大正義の形を見つける前はこの形が最速の形だったのでそれ相応の早さはあります。
こちらは一応開幕「火」が2連続で来たときは組めない形になってます。
しかし、「火」2連続で来たときは普通に大正義の形を組むので問題ありません。むしろ「火」2連続で来た時が大正義の形が1番組みやすい時です。
なので大正義の形を見つけた時は『今まで1番渋いと思ってた「火」2連続が最速になるとは…』とコペルニクス的転回がありました。
また、この複数結合で作った「灶」はまだ消えません。
次はこの「灶」を土台にした複数結合を組んでいきます。

大正義を組めなかった時の形②

大正義を組めなかった時の形①から続いた形になってます。

出現度★★            作れる漢字「炎」「烓」
重要度★★★★
難易度★

"大正義を組めなかった時の形①"から続いた形になります。
「灶」の上に「圭」を作って「灶」の右隣に「火」を置いて、その「火」の上に「火」を置きます。
「火」2つと「土」2つが新たに加わる形になるので第2周期の漢字でちょうど作ることができます。
ただ、気をつけなければいけないことは「圭」が出来る前に「火」が来た時は組めないということです。
この時は右端の列に「火」を置いて結合が起きないようにします。
そして第3周期の「火」で複数結合を完成させましょう。
この時もう1段階早くなる方法として、この複数結合を完成させる前に「灻」を作っておくと複数結合後に「灶」と一緒に「灻」が消えて時間短縮を図れます。
ここら辺の形は"大正義の形"に近いところがあります。余裕があるときに狙ってみましょう(一応必ず狙えるわけでもなく第3周期で「火」が固まって来たりしたときは狙えません)。

ひとまずまとめ

第4章~第8章までは以上です。
ここら辺から3個消しが出てきたりで少し形が複雑になるところもあるかもしれません。ただ3個消しは組むまで時間がかかる分後半になるまで組めるチャンスが残ってたりで意外と組める確率は高いので是非頑張って組んでみてください。
次もまた記事書けるように頑張ります。
Chinatrisはいいぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?