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右脳なのか左脳なのか

キャンバス アクリル

昨日、息子のことを書きましたので、引き続き息子のことを書かせていただきます。

気をつけないと、延々とこどもの話をしてしまうのが、親バカで困ります。

3人の息子、同じ親から生まれて、同じものを食べて育ったのに、なぜか同じには育たない。

それはそうでしょう。兄弟といっても別の人間ですから。しかし、まったく赤の他人ではない。同じ遺伝子を持っている。兄弟とは不思議な存在です。

長男は、前述のように、絵を描くのが得意です。

次男は、おしゃべりで、食べるのも好きですが、文章を書くのが好きです。

絵、文章、ときたら、次は何がくると思いますか?

3番目の子は何が得意でしょうか。

音楽? ではないのです。これが。

何と、数学。

不思議ですねえ。遺伝子の不思議。

親の方も、夫もわたしも、特に数字に強くなんかありません。

ところが、三男坊は、小学校に入る前から、くり上がりのある足し算ができました。特に教えたわけではないのに。

さらに不思議なのは、この三男坊が左利きだというところです。幼いころは、わたしの父も、夫も、「右利きに直してやれ」などというものですから、ずいぶんとお箸や鉛筆を右手で使わせようとしましたが、無理でした。

左利きの子は、クルクルまわる遊びも、兄達とは反対向きにまわります。利き手が逆なだけではなくて、体の軸が反対にできているのです。

だいいち、病気でもないのに「直す」というのは、おかしいですね。左利きのこどもは、左手を使う方が楽なのですから、それでいいでしょう。

よく右脳・左脳と話題になりますが、右手は左脳、左手は右脳といわれています。

左脳が計算と言語。右脳が創造と感覚。だそうです。

では、どうして、右利きの息子が絵を描いて、左利きの息子が数学が得意なのか。

もしかして、絵を描くというのは、感覚だと思われているけれども、高い計算能力が必要なのか。

そもそも、右脳・左脳などという分け方がナンセンスなのかも知れませんが、人間というのは不思議だなあと思います。

おもしろいですよ、息子達。

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