お客様学(ビジネス心理学)其の四

🎓 お客様学(ビジネス心理学) 其の四

⭕️『売れる仕掛け、買わせる知恵』

マーケティングとは、「お客に買わせる知恵」「売れる状態をつくること』です。

モノが足りない時代の商売は、解かりやすかった。

足りない人に、足りないモノを提供するだけで商売になったのです。

モノ余り時代の商売は、難しい。

店先にモノを並べて「いかがですか❓」と呼びかけるだけでは、お客は見向きもしなくなっている。

ところが、こんな環境にもかかわらず、繁昌しているお店は、繁昌しています。


“ 売れる仕掛け “を駆使しているお店てす。

お店を目の当たりにしたのは、湯村温泉(兵庫)で見かけた温泉饅頭屋。なかなかの知恵者です。

何気に、店頭を通り過ぎて行くお客の足を止め、財布の紐を緩めさせています。


湯気が立ち込める温泉街の中で、一際、モウモウと白い蒸気を吹き出しているが饅頭屋の蒸篭。

その前で、「熱いですよ〜、お気をつけて....⁉️」。

誰彼なしに、熱々の蒸し饅頭を丸々一個手配りしています。

間髪を入れずに、他の人が🍵お茶のサービスです。

「茶碗は、店内の箱にお願いします」。

上手に、お客を店内に導入しています。

うまい仕掛けだ。

1人に、饅頭丸ごと一個。
お茶のサービス付きの大盤振る舞い。

お客の気分は「得した‼️」
と、もうハイテンションになっている。

店内は、ウキウキした賑わいが生まれています。

見ていると、2〜3組に1人はお土産に買って行きます。

饅頭一個が、10個、20個のお饅頭を売っているのです。

人の活気が、人を呼び、お店にさらなる活気をもたらしている。

「商売繁昌は、人の活気にある」。

「景気が悪いから....」と、商売がうまくいかないの景気のせいにしている人は多い。

「売れれない」と嘆くのは簡単が、暗い顔しているだけではお客は離れます。

商売は、お客が関心を示してくれなければ始まりません。

お客の五感に訴える仕掛けは、必然。
無視されていれば、埋没あるのみです。

お客は、”言葉で理解する”より、”体で感じる”ます。

体が感じれば、心が動きます。