腸活の罠
腸活と聞くと発酵食品を思い浮かべると思いますが、その発酵食品の摂り方で身体に悪い影響を及ぼすことがあります。
このテキストでは3つのポイントをお伝えします。
①ヨーグルト
ヨーグルトの食べすぎは実は危険です。
でも、"腸活=ヨーグルト"ってイメージありませんか?
「ヨーグルトを毎日食べれば便秘解消」なんてテレビでも聞いたことがあると思います。実際、ヨーグルトは食べやすく、種類によって様々な乳酸菌が含まれているため腸活にはもってこいの食品です。
ですが、、、ヨーグルトのもととなる牛乳は動物性の脂肪が多く含まれています。この乳脂肪分は肥満に繋がり、乳がんや大腸がんに繋がることも危険視されています。
ヨーグルトに加えてチーズや牛乳を毎日摂ってる人は、乳脂肪分の量も気にして下さい。ヨーグルトだけなら1日200gまでが目安です。そこにチーズや牛乳をプラスすると摂りすぎってことです。
②乳酸菌食品
乳酸菌の過度な摂取は脂肪肝になる危険性があります。この脂肪肝は放って置くと肝機能が悪化してしまいます。糖尿病を併発しているケースも多く、痩せている人でもなり得る病気です。痩せ型なのに"糖尿病"や"脂肪肝"の方は乳酸菌の摂りすぎかもしれません。
なぜ乳酸菌が良くないのか。それは乳酸菌が作り出す、短鎖脂肪酸という物質が増えすぎることが原因です。短鎖脂肪酸は免疫力UP・腸内環境の改善に役立ちますが、摂りすぎて余ってしまうと肝臓に運ばれて、そこで脂肪に変換されます。
乳酸菌は腸には良い菌ですが、過度の摂取はNGです。
※乳酸菌が入ってる食品・・・ヨーグルト、チーズ、キムチ、味噌、醤油、納豆、ぬか漬けなど
③発酵食品の他成分
発酵食品には塩分が多い食品が多いです。例えば味噌や醤油。大さじ1杯で塩分は2gちょっとあります。1日の摂取塩分の上限は大人で7g程度なので、、、すぐに塩分過多になってしまいます。
ぬか漬けも一時ブームになりましたが、実は塩分量が多い発酵食品の一つです。例えば大根。1日に10切れ程食べれはそれだけで1日の塩分量を超えてしまいます。
腸活にいいとはいえ、塩分過多によって高血圧や動脈硬化など血管の病気になる可能性は高くなります。
せっかく皆さんが健康のため、美容のため、発酵食品を摂っていても逆にそれが体調不良の原因になりかねません。
腸活をするなら正しい知識が必要です。
さらに皆さん一人一人体質が違うため、腸活法も異なります。まず自分の身体を知ることからスタートしましょう!
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