実は危険な米油


「米油」は今や『いい油』の代表格ですが、、、
果たしてそうでしょうか??

SNSやネットでは

「米油は酸化しにくい」
「手作りお菓子はバターより米油」
「米油は植物油の中でも栄養が豊富」
「コレステロール低減に効果有」

など、、、米油を評価する内容に溢れていますが、分子栄養学アドバイザーとして米油はオススメ出来ません。

大事なポイントを3つお伝えします

①米油の栄養価について

米油の栄養価として評価されているのが
・ビタミンE
・植物ステロール
・γ−オリザノール

この3つ。
悪玉コレステロールを抑えたり、更年期障害の改善、強い抗酸化力を持つと言われている栄養素ですが、、、

わざわざ米油から摂る必要はありません。
ビタミンE→カボチャ、卵、アボカド等
植物ステロール→水溶性食物繊維
γオリザノール→玄米、米糠(ぬか漬け)等
を食べればOKです。

米油にコレステロールや抗酸化を期待して過剰摂取になることで、こんな悪影響を及ぼします。

②米油による身体への影響

米油の油の種類はオメガ6とオメガ9が大半を占めています。
これの何がいけないのか、、、

それは現代人の圧倒的なオメガ6過剰の食生活です。
オメガ6はお肉やスナック菓子、納豆などにも含まれているため、日常生活で避けることは不可能です。

「スナック菓子食べません」
「揚げ物しません」
「毎日自炊です」
こんな人でもオメガ6は過剰になっているのが現状です。

オメガ6過剰による症状としては、、、
◎生理痛・PMS
◎アトピーやニキビ等の肌トラブル
◎喘息
◎花粉症・鼻炎
◎物忘れがある
◎集中力がない(多動)
◎すぐイライラする(癇癪)
◎風邪を引きやすい

こんな症状があてはまります。


③米油を控える生活に

米油によるオメガ6過剰を抑えたいなら、油を変えましょう。
私が常用している油はこちらです。

・ココナッツオイル
・オリーブオイル
・ごま油
・えごま油
・MCTオイル
・バター
・ギー
・鶏油
・牛脂

油は生きる上で最も質を気にするべき食品だと考えています。
なので私は様々な油を毎日使い分けてます。
使い方を間違えれば、健康を損なうので、私は分子栄養学以外にも沢山の論文を読んで知識を吸収しました。

「サラダ油使ってなければOK」
「トランス脂肪酸避けてればOK」
そんな簡単な話ではありません。

SNSやネットを見ているとあまりにも油について知らない人が発信しているな、、、と恐怖を覚えます。
(そんな人がインフルエンサーさんなら尚更です)

◎健康
◎子供の発達(身長や見た目・学力・運動神経・対人関係)
◎健やかな精神状態

これ全て油が大切です。

無添加生活していても、グルテンフリー生活していても、健康は手に入りません。

愛する我が子のために、家族のために、無添加食品などにお金を使うのであれば、、、
正しい知識を持ってから投資をして下さいね!

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