“meture“の香りのこと
“meture“（ミチュア）
アニバーサリーを記念して制作した香りです。
metureは“心が潤う選択を“がコンセプトです。
好きなもので暮らしていきたい。ルンとする自分の気持ちを大切に選択をしていけたら、心が豊かになり優しい気持ちになれると思っています。
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このルンとする気持ちをカシスの甘さに乗せて、フローラルの濃縮した華やかさが重なり、アニバーサリーのお祝いの気持ちを込めて白ワインを片手に心地よさを感じます。
まどろむようなウッディが余韻を楽しませてくれるから、
この時間はわたしにとって贅沢なもの。
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もう少し詳しくお伝えすると、
トップにはスダチを。柑橘系に多いリモネンは爽やかな香りで受け入れやすいためお祝いの席に招くための歓迎の意味を込めて使用しています。
すぐにミドルノートのガーデニアなどのうっとりするような温かみのあるフローラルが広がり、カシスの甘さも控えめに重なります。
ガーデニアは和名でクチナシです。甘い香りはどこかエキゾチックで色っぽさが感じられます。カシスと同じくほんのり香ることで嫌味のない香りに。
ベースノートにはコニャックを。
コニャックはワインの沈殿物から生成されます。
特有のツンとした香りが鼻に届きますが少量加えることで、ラグジュアリーな雰囲気と共に、乾杯のグラスを鳴らすような印象に。
さらにヒノキ、ベチバー、ファーといったウッディ系をたっぷりと。
アニバーサリーが終わり一息つくころ、思い出すのは楽しいひととき。
そんな余韻を味わい、浸っている様を表現しました。
甘いフローラルやカシスの後にトーンの低い土っぽさのあるベチバーを入れて、差をしっかりと作ります。
ベースノートには物語のクライマックスとして落とし込むことが多いです。
時間によって変化を楽しめるのが香りのいいところ。
気分に合う香りを選択していけたら、わたしはその一呼吸で幸せを感じられます。
その幸せをたくさん集めて暮らしていけたら、素敵なおばあちゃんになれるかなと。
心が潤う日々になりますように。