【🎁 テンプレ配布】Notion でサブスク・固定費を管理する
💁♂️ Notion でサブスク管理してるんだけどけっこうオススメ。テーブルビューにすると合計額（Excel でいう Sum）の計算を自動でして表示してくれるから、毎月いくら固定費として支出があるのかがパッと可視化される。
— Yuji Tsuburaya (@___35d) April 28, 2021
ときどき見直すことで余計なのあったら解約しようというトリガーにもなって良き。 pic.twitter.com/H4IdK31GgG
今回は、こちらのツイートで紹介した内容の深堀りとして、Notion を使った家計管理について解説したいと思います。僕は Notion で自分の身の回りのお金の整理をある程度やるようにしていて「投資サマリ」「サブスク・固定費」「収入」の管理に Notion のデータベースを使っています。
🙋♀️ 厳密な日々の支出額はマネーフォワードで自動でトラッキングするように仕組み化しているので Notion 上ではやってはいません（餅は餅屋だと思ってます）Notion はあくまでざっくりと収支の管理をするのが目的
今回の記事では、収支管理の一部「サブスク・固定費」の管理について解説していきます。例によって、記事の最後に僕が使っているものをそのままテンプレート化したものを載せておくので、もしよければ参考にしてみてください。
固定費・サブスク管理データベース
では、以下で詳しく解説していきましょう。
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合計額を表示して毎月の固定費を可視化する
Notion の便利な機能のひとつに、データベースの合計値を楽に計算してくれるというものがあります。支出額の計算と非常に相性が良く、僕が愛用している機能の一つです。
テーブルの下部に合計値を表示することができる
テーブルの一番下に、Calculate という項目がマウスをホバーすると登場するのでそれをクリックします。するとたくさん項目が表示されるのですが、この中から合計値を表す Sum を選択します。これで合計額を表示させることができます。便利ですね。
Calculate を選択したときのようす
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月間払いと年間払いをプロパティで分ける （Linked Database の活用）
サブスクサービスの中には、月ごとに課金するものと年間で課金するものの二種類があると思います。僕はこの2つを同じデータベースで管理しているのですが、同時に見せてしまうと計算額が狂ったりして大変なので、冒頭のスクリーンショットのようにデータベースを横に並べて表示するようにしています。
Linked Database
本体は一つなのですが、同じデータベースを別の見せ方ができるという Notion の Linked Database という機能 を使っています。本体は左で、右は Linked Database となっています。（ちなみに Linked Database は、スラッシュコマンドから /linked と入力し、本体のデータベース名を入力して検索、選択することで作成できます。以下スクリーンショット参照）
Linked Database をスラッシュコマンドから作成
「固定費」と入力して、該当のデータベースを検索
少し脱線してしまいましたが、これでデータベースを2つ（本体は1つ）作成することができました。あとは、それぞれのデータベースにプロパティでフィルタをかけてやるだけです。
データベースのプロパティに「月額」「年間」を選択できるプロパティを追加して、データごとにどちらの支払い方式なのかを選択するようにします。
月額 / 年間を選択できるプロパティ
その後、テーブルの Filter の箇所から、「月額」のみを表示するようにフィルタをかけます。これで月額支払いのもののみ表示することができるようになりました。同様に、年間払いのものは「年間」のみを表示するようにフィルタをかけてやれば OK です。
テーブルで「月額」のみ表示するようにフィルタ
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解約済みのものにはチェックを入れて非表示に（フィルタ）する
さいごに、解約済みのものを非表示にしましょう。ここでは、解約済みプロパティを作成し、そこにチェックを入れることで解約したことを示す設計にします。
💡 直接データを消しても良いのですが、過去にどのようなものに課金していたのかをログとして取っておきたい場合に「解約済み」プロパティを足すのがオススメです（プログラミングの世界だと「論理削除」みたいな呼ばれ方をします）
「解約済み」プロパティ
そして、例によってデータベースのフィルタ機能を使い、「解約済み」のものを非表示にします。さきほどの条件とは「かつ」で条件を絞りたいので「And」で条件式を繋ぎます。
「解約済」でないもののみを表示する
完成
以上で固定費・サブスク管理データベースの完成です。
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まとめ
💁♀️ ツイートにも書いたのですが、このようにデータベース化することで日々の出費が可視化されて、本当に必要なものだけ課金しようという気持ちが働きます。日々の支出額が可視化されつつ、使っていないサービスはどんどん解約するというトリガーになるのが副次的な効果も期待できます。
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