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Notion でアカウンタビリティ・チャートの運用をする(Alfred Workflow)

こんにちは。Notion アンバサダーの 円谷 です。

今週は、Notion のタイムラインビューを使った、日々の行動のログを取る手法(僕が「アカウンタビリティ・チャート」と呼んでいるもの)について解説したいと思います。アカウンタビリティ・チャートは、ググってもあまり日本語記事があまり出てこないのですが、僕が好きなサイエンスライターの鈴木祐さんの著書「最高の体調」で紹介されている手法で、時間を90分単位で区切って作業内容を記録するというものです。

アカウンタビリティ・チャートの例(「最高の体調」より引用)

メチャメチャ余談ですが、鈴木祐さんをご存知ない方もいるかもしれないので少し紹介。サイエンスライターという肩書きで活動されている方で、日本・海外を問わず世界の論文をベースに、日本語で分かりやすく発信活動をされています。発信の媒体は書籍や、ブログ「パレオな男」。僕は大ファンで、この方の本は片っ端から読んでいます。ちなみにあのメンタリスト DaiGo さんのリサーチ協力も担当しているそう。スゴイ。

ちなみに、今回の「アカウンタビリティ・チャート」に関しては、8年前の記事にはなってしまうのですが「パレオな男」でも紹介されています。

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話を戻して、僕がアカウンタビリティ・チャートを導入したきっかけについて。

ここ数ヶ月、僕個人で、メンタルの調子を崩してしまうことが増えてしまっていました。「なんだか忙しいけれども、毎日同じこと繰り返してるなあ」みたいな感情になることが増えていて、おそらくメンタルの不調の原因がここっぽい。皆に当てはまるかは分からないのですが、この感情のことを「やってない感」と僕は呼んでいて、この「やってない感」が蓄積されるとメンタルを崩しやすくなってしまうタイプみたいという自己理解をしています。

この「やってない感」を打破するために、アカウンタビリティ・チャートを導入しました。存在自体はもともと知っていて、以前読んだ「最高の体調」という本にそういや書かれていたなあと思い出し、引っ張り出して再読。この本によると、アカウンタビリティ・チャートの利点は、

「やりとげた作業を書き残す」という行為が、自分へのフィードバックとして働く。進捗が記録として残るため、チャートを眺めるだけでも脳は満足感を得られる。(P269)

最高の体調」より引用

と書かれています。まさに「これだ!」と思い、早速普段使っている Notion で実装してみることにしました。

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ちょっと前置きが長くなってしまったのですが、Notion のタイムラインビューでアカウンタビリティ・チャートを作ってみたので、今日はそれの紹介記事です。大きく分けて2部構成にしてあります。

  1. Notion のタイムラインビューを使ったアカウンタビリティ・チャートの実装例

  2. Alfred と連携させてデータ入力を簡略化する方法

記事の最後には、Alfred 連携用のソースコードと、Notion テンプレートを添付しておきました。コピペでだいたい動くようになっていると思うので、コピーしてお使いください。(僕のソースコードは30分単位でのタスク作成になっているのですが、少し改変することで、90分単位だったり15分単位だったりに変更することもできます。)

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(少しマニアックな)Notion の使い方まとめマガジン
PDF / Notion 版過去記事 DB のイメージ

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