見出し画像

打順

野球は点取りゲームである。
「投手が抑えるか野手が打つか」ではなく、
個人的には「敵軍野手が打つか自軍野手が打つか」という見方をしている。試合に勝つためには相手より多くの点を取っておく必要があるのである。
効率良く得点を重ねるためにはどうすればいいのか?
打線とは単に個人の力量を足したものではなく、その布陣での最大限の得点力を引き出したものであるべきだ。
尚これらは自分の勝手な持論であり、データや野球に通ずる理論などは一切含まれない。

[打線形成]

打線を形成する上で大切なのは
前提として、理想形を描いておくことであり
次に、多様な選択肢を管理することである。
常に理想形を持ちながら、変化に対して柔軟且つ円滑に対応できる選択肢を持っておくことだ。

<打順優先権>
打順を決める上で、優先打順を決している。
3番>2番>4番>1番>5番>6番>7番>8番>9番

“日本式”といえば4番に最強打者を置き、前後の強打者で挟むといったものが多い。
今回は、その中心軸を前にズラすというイメージである。

<各打順に充てたいタイプ(DH制)>
1番:高出塁率&脚力orフリースインガー
2番:高出塁率で器用な好打者
3番:最高打者
4番:経験豊富な強打者
5番:好打者or強打者
6番:並ops or低打率可長距離
7番:低打率可長距離
8番:低打率可長打有
9番:低長打率可並打率

もちろん層が厚ければもっと良く、
組み合わせの自由度も増えて楽に組めるだろう。
打線を機能させるためには、選手を正しくタイプ分けし適材適所に配置していく必要がある。
ただ最も大切な点は打順毎に役割を求めないという点である。選手にストレスをかけない状態でタイプ別に分けていく。
ここで理解のズレが生じれば打線全体が負のスパイラルに陥る可能性がある。

統計学が持ち込まれこれまでの野球が大きく変わっていく過程にある現代。
変えるべきモノ、変えるべきでないモノを見極めていく眼を問われる現代。

送りバントは果たしてどの場面においても不要なモノなのか?
データに何を求めるのか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?