POPSMOKEから学ぶ価値観①


ニューヨーク州ブルックリン出身のラッパーであるPOP SMOKE。ラップの中のブルックリン・ドリルというジャンルで輝かしいキャリアを掴んだ。だがその矢先、銃撃により亡くなり、彼のキャリアは幕を下ろすこととなった。

今回はそんな彼が残した曲から色々と考えてみたいと思う。

Part1:What you know bout love

彼の死後発表されたアルバム「Shoot for the Stars Aim for the Moon」からの一曲。

この曲ではPOPSMOKEと彼の彼女との関係を描いた、甘いビートに優しい声でラップした曲である。普段のPOPSMOKEは荒々しい攻撃的な表現を多用したドリルラッパーだが、この曲では優しい声で彼女への愛をラップしている。

この曲から私たちは「POPSMOKEの女性への価値観」について学んでいきたいと思う

①ストレートで愛を伝えろ

With her so curly, I love you, baby
(めっちゃ髪がカールしてる君が好きなんだ)

Verse1からの1小節。愛する彼女に対して、直球で愛を伝えるPOPSMOKEの男らしさが分かる部分である。

私たちの中に好きな女性に対してここまで、直球で愛を伝えられている人はいないのではないか。

また好きな女性好きな部分をここまで、はっきりと伝えられていないのではないだろうか。

昨今、草食系男子たるものが流行り、ガツガツしたり、直接的な表現より、大人しく、間接的な表現の方が良いと言われてきた。

そのせいもあって、私たちの多くは普段、照れ臭くて愛する人に、君が好きだとかここが好きだなどと言えない人が多いと思う。

けれど、このnote見たからには、そしてこの曲を聞いたからには愛する人に素直になって欲しいと思う。

最初は恥ずかしいかもしれない。だが、男に生まれたからには男らしく直接的な愛情表現をした方が、カッコいいに決まっている。

ヒップホップを聞いてるなら尚更だ。どこに「君が好きかもしれない」などとと曖昧に表現するラッパーがいるだろうか。

好きなのだから、正直に好きと言えば良いのだ。

確かに私たち日本人の国民性とアメリカの国民性の違いと言ってしまえば、おしまいだが、それでもこのPOP SMOKEの男らしさは手本とすべきだと私は思う。

②お金で惨めな思いをさせるな

Walk up in the store and get what you want
(店に行って、君の欲しいものを買ってくるよ) chorusより

Through all the trials and tribulations, always had my best
(全ての試練と困難を乗り越えて、いつもベストで挑んだ)verse2より

So here's fifty-five hunnid, go and get your breasts
(だから、ここに5500$あるんだ。豊胸でもしてきなよ)verse2より

②では表題に関連する小節を複数抜き出した。
ここではPOP SMOKEの彼女に対する金銭面での価値観について如実に表現されている。

verse2の小節「全ての試練と困難を乗りこて、いつもベストで挑んだ。だから、ここに5500$あるんだ。豊胸でもしてきなよ。」

chorusの小節「店に行って、君の欲しいものを買ってくるよ」

3小節からわかるようにPOP SMOKEは試練と困難を乗り越えた。つまりはお金稼ぎを頑張り、彼女のために惜しみなくお金を使っている。

ここ最近、女性に奢る奢らない問題や、ディナーはサイゼ論争など、男女間の金銭についての話題が絶えない。

そして世論を眺めてみると、男女限らず、デートに誘った方がお金を払うべきとの意見や、奢ってやるんだからサイゼで満足しろとの意見が多く散見される。

確かに男女平等が声高々に謳われる中、男が金銭面も平等にしろと思う気持ちも十分に理解できる。

だが、それがあるべき男の姿だろうか。

本当に彼女を愛しているならば、お金なんかで惨めな思いをさせないくらい努力して、お金を稼げば良いのではないだろうか。

そう言ったってお金稼ぐのは難しいんだよと大半の人がこのnoteを見て思うかもしれない。

だが今の日本じゃ無理とか、親ガチャハズレたから無理とかお金がないことを環境や不遇のせいにして、なんも努力してないのではないか。

太平洋を挟んだはるか遠くに名前が知れているPOP SMOKEですら、最初はお金がなかった。

verse2にあるようにひたすらに試練、困難に打ち勝ったからこそ、お金のある生活を手に入れたのだ。

私たちも、全力でお金を稼ぎ、好きな子にお金で惨めな思いをさせないPOP SMOKEの生き方を手本にすべきだと思う。

今回は疲れたので、これで終える。
高評だったら続きを書きたいと思う。

まだまだこの曲から学ぶことはあるし、他のPOP SMOKEの曲。違うラッパーだったりも深いリリックを書いているので、順次手を伸ばしていきたいと思う。

初めてnoteを書いたから所々読みづらかったり、構成が変だったりするかもしれないが、今回はこのnoteを読んでくれて本当にありがとう。






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