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書店

やすみの日
かんがえもなしに
そこにいく
はいる

まちの喧騒から切り離された空間
知識の集合体、倉庫
わたしは文庫本の棚へいく

そこで一冊の本をとる
文庫本のサイズが手に心地よい
紙をなでる、すべすべ
手がよろこんでいる

時代も場所も関係ない
ほんとうにあるのか
それとも虚構なのか
わからない場所へ

やすみの日
かんがえているふりをして
そこをさる
でる

ありがとう。

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