三陽スピリッツ：「難路を選ぶ」

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出光佐三氏（出光興産創業者）の言葉
　一つの目的を達成するのに
　非常に楽な道と非常に苦しい道とがあるとする。
　苦しい道をとっても楽な道をとっても、目的は達せられるが、
　どちらを選ぶかといえば、我々は敢えて難路を選ぶ
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　出光佐三氏は、小説「海賊とよばれた男」のモデルになった方です。福岡県宗像市に産まれ、宗像大社に対する信仰心が厚かった事、皇室を熱く崇敬した事でも知られています。彼のビジネススタイルは、利益至上主義に走らず、常に信用を重んじるものでした。側近として長年仕えた方が「一度も『金を儲けろ』と言わなかった」と語っているほどです。彼は日本人が昔から大切にしてきた和の精神、助け合いの精神を重んじた人でもありました。
　本日の三陽スピリッツは、そんな出光佐三氏の人生の生き様を示す言葉です。「苦しい道をとっても楽な道をとっても目的は達せられる」そんな時には楽な道を選ぶ人が多いと思うのですが、出光氏は「我々は敢えて難路を選ぶ」として人生を全うされました。「日本人にかえれ」という言葉も、出光佐三氏の言葉です。日本人が古くから大切にしてきた和の精神・互譲互助の精神、自分たちの利益ばかりを追求するのではなく、世のため人のためにことを成す！「日本人にかえれ」という言葉には、そうした思いが込められています。

人間力向上しても委員会：KY先生（ペンネーム：困難好きなYoutuber）