三陽スピリッツ:「教えてくれなきゃ」
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一龍斎 貞水氏(人間国宝の講談師)の言葉
教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、
教えたってできない
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皆さんは「くれない族」という言葉を知っていますか。今をさかのぼること1984年第1回の流行語大賞で銀賞を受賞したのが「くれない族」という言葉でした。曾野綾子さんの著書「老いの才覚」の中にも「くれない族」という言葉が登場します。「くれない族」とは、親・兄弟が「してくれない」、先生が「してくれない」、友達が「してくれない」等と始終口にし、絶えず他人を当てにして生きている人の総称です。曾野綾子さんは、どんな若い人でも「してくれない」と言い出した時がその人の老化の始まりで、自分の老化の進行の度合いは、どれだけ頻繁に「してくれない」という言葉を発しているかで分かると主張しておられます。皆さんの中にも、いつも「してくれない」と言って、知らず知らずのうちに老化が始まっている人がいませんか?年を重ねた老人は、身体も自由に動かなくなり、思考力・判断力も劣ってきます。ですから、「してくれない」と言って様々な支援を求めることは当然のことですが、老人でもない人々がみんな「くれない族」と化してしまっては、日本の将来が危ぶまれます。そのような「くれない族」に一喝を与えてくれるのが、今回の三陽スピリッツ一龍斎貞水氏の言葉です。
くれない族から脱却するために常に次の3つを意識を忘れてはいけません。
1.依存心を捨てること
2.自分に自信を持つこと
3.失敗を恐れないこと
「人が自分に何をしてくれるのか」ではなく、「自分が人に何ができるのか」という考えを抱けるようになることが“人間”として一番重要なことなのではないでしょうか。
Ask not what your country can do for you;
ask what you can do for your country.
John F. Kennedy
国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、
あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。
ジョン・F・ケネディ(アメリカ第35代大統領)
人間力向上しても委員会:KY先生(ペンネーム:困難好きなYoutuber)
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