三陽スピリッツ:「積小為大」

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二宮尊徳（江戸時代末期の農民思想家）の言葉
　　【積小為大】
　大事をなさんと欲せば、
　小さなる事を、怠らず勤しむべし。
　小積もりて大となればなり
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　二宮尊徳氏は、江戸時代後期の農政家、思想家です。経世済民（世を治めて人民を救うこと）を目指して報徳思想を唱え、農村復興政策を指導したことで有名です。その二宮尊徳氏が残した言葉が本日の三陽スピリッツです。
「小さな努力の積み重ねが、やがて大きな収穫や発展に結びつく。小事を疎かにしていて、大事を為すことはできない！」
　これは豊かな農家に生まれた尊徳氏が、再三にわたる川の氾濫で田畑を流され家は没落、過労により両親は亡くなり、兄弟はばらばらに親戚の家に預けられる等の苦難の人生の中で、熱心に勉強に励み様々な経験を通じてたどりついた境地だったのです。
　「ひたすら」「こつこつ」努力をすることは、本当に困難なことだと思います。その困難を克服してこのような境地に至った“二宮尊徳”という人物の偉大さに、私たちは学ばなければなりません。「継続は力なり」です。自分の信念に従いつつ、冷静かつ的確に状況を判断し、着実に歩を進める人でありたいと、思います。

人間力向上しても委員会：KY先生（ペンネーム：困難好きなYoutuber）