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三陽スピリッツ:「チャレンジ精神」

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江崎玲於奈氏(ノーベル物理学賞受賞者)の言葉
  リスクを取ることと逆境とは違う。
  壁をいかに乗り越えるかという
  チャレンジ精神がなくては
  充実した人生を送ることはできない
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 ノーベル物理学賞受賞者であり筑波大学学長を務めた江崎玲於奈氏は、自分で自主的に物事を判断し選択しながら生きる「オプション」という考えを指針として人生を歩まれてきました。オプションというのは単なる選択ではありません。選択する自由、つまり“自分の意思”が根底にあるわけです。世の中にはいろいろなオプションがあります。何かを行おうとして、目の前にリスクのあるものとリスクのないものがある場合、皆さんはどちらを選択しますか?最近の傾向としてリスクを取らない人が多いように思いますが、それは誤りであると江崎氏は強く警告されています。もちろん、最初から失敗に終わるようなオプションは取るべきではありませんが、それをやることで自分が成長できるとしたら、道は厳しくともそのオプションを取ってもらいたいというのが江崎氏の考えです。 “リスクを取ることと逆境とは違う” のです。もしも仕事の上で生きるか死ぬかというような逆境に立たされたとしたら、オプションが間違っていなかったかどうか考えてみるべきだと江崎氏はおっしゃっています。
 人間はリスクを求めて、「苦労・苦心・工夫」をすることで成長できることを、江崎氏は私たちに諭してくれているのではないかと思います。ノーベル賞受賞者でもある江崎氏に、人生を充実させる秘訣を気付かせていただきました。

 最後に江崎氏が掲げた「ノーベル賞を取るために、してはいけない5か条」のリストを紹介します。
1.今までの行き掛かりにとらわれてはいけない。
  呪縛やしがらみに捉われると、洞察力は鈍り、創造力は発揮できない。
2.大先生を尊敬するのはよいが、のめり込んではいけない。
3.情報の大波の中で、自分に無用なものまでも抱え込んではいけない。
4.自分の主義を貫くため、戦う事を避けてはいけない。
5.いつまでも初々しい感性と飽くなき好奇心を失ってはいけない。

人間力向上しても委員会:KY先生(ペンネーム:困難好きなYoutuber)

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