三陽スピリッツ:「請求書の人生」と「領収書の人生」
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鍵山秀三郎(イエローハット創業者)の言葉
自分のことばかり考えているうちは、
悩みが尽きることはありません。
ところが、いつも周囲の人や
多くの人のことを考えている人には、
悩みというものはありません
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鍵山秀三郎氏はイエローハットを一代で一流企業に育て上げ、現在は日本を美しくする会相談役として、日本人の心を綺麗にする活動に尽力しておられます。鍵山氏は極力人様に不快感を与えないようにいつも気を付けておられるそうで、人に不快な思いをさせる人が出ない世の中にしたいということで、清掃活動にも力を注いでおられるのです。
鍵山氏は“もっと、もっと、もっと”と自分のことばかり考えて、際限なく求めて欲しがって生きることを「請求書の人生」と呼んでいます。向上心や探求心は人の成長に欠かせない大切な条件ではあっても、度の過ぎた要求は人を卑しくし、ひいては国家の尊厳を傷つけることにつながることがあるというのです。一方、求めるばかりではなく、いま与えられているものごとに感謝の心を持って生きることを「領収書の人生」と呼び、「領収書の人生」を歩む方が、人として大切だと鍵山氏は考えておられます。
「請求書の人生」を歩む人は派手で目立つのに比べて、「領収書の人生」を歩む人は、地味で人目につかないところが共通しています。他人に頼ったり求めたりすることなく、人の役に立つことだけを念頭において、一途に歩み続けることで、人を引き付ける豊かな魅力を身に付けることが重要なのです。そのような生き方をすれば“悩み”はないと断言しておられる鍵山氏自身が、今まさに「領収書の人生」を歩まれおられます。その鍵山氏の人間的な魅力が、「領収書の人生」のすばらしさを物語っていると思います。
人間力向上しても委員会:KY先生(ペンネーム:困難好きなYoutuber)
福岡の中高一貫校で「令和の日本型教育実践校 No.1」を目指しています。サポートよろしくお願いいたします。