日米における起債についての二つのニュースに関するメモ
日米の市場の違いについてよくわからない箇所があったのでメモ。
分かり次第、更新する。
一見矛盾しているような二つの記述を見つけた。
まず9月5日、JFEホールディングスが資金調達を行ったことについての記事から。
市場金利の上昇(⇔国債利回りの上昇)→社債利回り見劣り→社債利率引上げによりカバー、というプロセスを踏むことを躊躇させるほどには、現在の市場金利は高い水準にある(7/28~で特に)。
高すぎる市場金利は社債発行が見送られる原因になりうる。このことは理解できる。
次に9月6日、財務省による口先介入めいた記事より。
インフレ対策での利上げや原油高など短期的な原因もあって、米市場金利は、過去15年間の中でもかなり高い水準にある。
先ほどの論を踏襲すれば、この市場環境は社債発行を抑制するはずである。しかし、記事にあるように、社債発行増加が並行して起こっている。それはなぜだろう?
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