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2023年 大河ドラマ「どうする家康」9話を見てみた。

こんにちは。めぐたんと申します。

都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第九話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。


1.どうする家康9話

前回の8話で一向宗の一揆側の軍師が家臣の本多正信だったことが判明しました。家康は家臣達に対して疑心暗鬼になってしまい舘内に閉じこもってしまいます。家臣達も一揆勢との戦いに疲弊して士気が低く、戦闘の維持が難しい状況になってしまっていました。そんな中で家臣の鳥居忠吉が家康のもとを訪れます。鳥居は家康に「裏切られる可能性があっても家臣を信じるか、疑わしいものはすべて処断するかのふたつにひとつです。」と進言します。家康は鳥居の言葉を受け取り、家臣達を信じる決意を固めました。家臣達にも自分の思いを伝えることで家中の団結を強めることに成功します。

家臣達の士気もあがり一揆勢との戦いが優勢になっていったので、一揆側と和睦を締結する運びとなりました。和睦の条件は「離反した家臣達を許す」「浄土真宗の寺院をもとに戻す」の2つでした。正信は和睦の条件に関して不信感を強めますが、一揆の主導者である空誓は戦闘の維持が難しいことを悟り和睦の調停が行われました。

和睦調停後に家康は正信と対峙します。正信は家康に対して「民が仏にすがるのは現世が苦しいからであり、民を楽にできない殿(家康)が悔いなければならない」と伝えます。家康は「悔いているが、国を立て直すために過ちを認め前へ進む」と返答します。正信は三河から追放となりますが、家康に「浄土真宗の寺院はもとの”何もない状態”に戻されませ」と最後の悪知恵を残すのでした。


2.一向一揆も戦後処理

三河一向一揆の和睦条件は「一揆側に加担した者を許すこと」「浄土真宗の寺院と特権をもとに戻す」の二つでした。※ドラマでは2番目の条件は寺院をもとに戻すだけでした。実際に家康は一揆側に加担した多くの家臣達を許すことで家中の団結を高めることに成功しました。2番目の条件の「浄土真宗の寺院と特権をもとに戻す」は、復活されるどころか浄土真宗の布教の禁止、特権も元にもどることはありませんでした。一揆側からは約束と違う!と抗議があった様ですが、「もとの”何もない状態”に戻したぞ!」と回答したと伝わっています。ドラマでは正信からの助言ということになっていますが実際は誰が知恵を授けたんでしょうかね?家康本人が思いついたのであれば、若いころからなかなかの狸おやじぶりですねw


3.本多正信の追放

今回の一揆で一揆側に加担した多くの家臣達は許されましたが、本多正信など一部の家臣は追放されました。

本多正信は追放されますが、後々家康の家臣に復帰を果たします。復帰の時期は諸説ありますが遅くとも本能寺の変の前には復帰を果たしているようです。マツケンの正信がしばらく見れないのは残念ですが、復帰シーンを楽しみに待ちましょう。復帰してからは家康の天下取りを多いに支える存在として家中で存在感を放っていきます。


次回でいよいよ10話ですね!
来週の第10話も凄く楽しみです!






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